泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

しばらく、ブログをお休みします…その3

皆さま、こんにちは。

 

大雨やコロナの大流行やらで、気の休まる日がありませんが、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。

 

いつも、私の拙いブログをお読みくださりありがとうございます。

 

さて、この度、しばらくブログの更新をお休みすることにいたしました。

 

理由の一つは、しなければならないことが、立て込んできたこと。

 

もう一つは、夫のテレワークの日が増えて、パソコンを占有できる時間が激減したことです。

(パソコンは夫と共有なのです。)

しかも、私の住んでいるところは、今日から緊急事態宣言が出ましたので、テレワークはしばらく続きそうです。

 

多くの皆様がそうだと思いますが、一つの記事を書くのに、まとまった時間で一気に書くのではないのでしょうか。

ということで、パソコンで書き慣れている身には、スマホで記事を書くのもしんどく、しばらくお休みしようと思った次第です。

 

しなければならないことか、夫のテレワークが一段落したら、またぼちぼち記事を書いていこうと思います。

本当は、夏あったことなど、既に下書きしている記事もあるのですが、その記事は投稿を再開した時に、季節外れですが…とお断りして投稿しますので、その時はふんっ、と思わずお読みいただければ嬉しいです。(笑)

 

因みに皆様のブログにお邪魔するとき、私がコメントをしていたら、今パソコンで読んでいるんだな、と思ってくださいね。

 

改めて、読者の皆様の応援に感謝しております。

 

これからも、心休まらない日が続くかもしれませんが、皆様、どうぞご自愛くださり、健康でいらしてくださいませ。

 

それでは、しばらくの間ごきげんよう

 

 

See    you    again  !!

 

 

 

 

本の紹介 壺井栄著『母のない子と子のない母と』

 

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私が小学生の時に、祖母から買ってもらいました。

 

 

 

1.はじめに

8月は、終戦の月ですね。

私の子どもの頃は、8月の出校日が3日間があり、その中の1日は平和教育で福岡大空襲や広島や長崎の原爆の話を聞きました。

家庭においても、両親だけでなく、祖父母からリアルな戦争の体験を聞いたものでした。

今は、そのような話ができる人が少なくなりましたね。

残念なことです。

 

それで、今回は太平洋戦争に思いを馳せる記事を投稿したく思い、児童文学ではありますが、いまだに私の心に残る壺井栄の小説『母のない子と子のない母と』を紹介したいと思います。

 

まず、作者の壺井栄について、紹介しましょう。

 

2.作者について

壺井栄(1899年~1967年)は、主に児童文学の分野で活躍した作家ですが、詩人としても知られています。

代表的な作品である『二十四の瞳』を読んだことがある人は多いのではないでしょうか。

壺井栄は『二十四の瞳』をはじめとして、出身地の小豆島(香川県)を舞台にした作品を数多く書いています。 

その他の代表作には『柿の木のある家』『坂道』『石臼の歌』等、紹介しきれません。

そして、今日ご紹介する 『母のない子と子のない母と』も代表作の一つと言えます。

 
3.小豆島と『母のない子と子のない母と』の背景

 この小説は、終戦直後の小豆島を背景にお話がすすんでいきます。

小豆島は瀬戸内海に浮かぶ島で、オリーブの栽培で有名です。

主人公は母親を失った少年と、夫を空襲で子どもは戦死してしまった母親で、彼らの共同生活を本当の家族になるまでが描かれています。

そもそもは、1948(昭和23)年に『毎日小学生新聞』に連載された小説でした。

その時は『海辺の村の子供たち』というタイトルだったそうです。

1953(昭和52)年に芸術選奨文部大臣賞を受賞し、映画化もされました。

 

ところで小豆島とはどんな所でしょう。

参考までに、代表的な観光地を紹介しますね。

 

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オリーブ園 小豆島はオリーブの栽培が盛んです。

 

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二十四の瞳映画村  『二十四の瞳』も映画化されました。

 

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夕陽ヶ丘 夕日のスポット(瀬戸内海の島々が見えます。)

引用: 小豆島観光協会ホームページより

 

4.『母のない子と子のない母と』のあらすじ

おとらおばさんは、大阪に住んでいましたが、大阪の大空襲で夫を亡くし、一人息子も戦死したため、故郷である小豆島に戻ってきました。

もともと、子ども好きで、近所の子どもからもおとらおばさんおとらおばさんと慕われていました。

ちょうど、その頃、埼玉の熊谷が戦災に遭い、そこに住んでいたおとらおばさんの従弟の太田一家がやってきます。

お父さんの捨男は戦地に行っており、小豆島に来たのは一郎、四郎の兄弟とそのお母さんでした。

しかし、一郎のお母さんは病気で、お父さんが復員してくる前に亡くなってしまい、一郎兄弟はおとらおばさんに引き取られます。

そして、一郎(11歳)はおとらおばさんのもとから小学校に通いはじめます。

最初一郎は熊谷での生活を懐かしがっていましたが、徐々に島での生活に溶け込み、

お父さんが復員してきて、小豆島でおとらおばさんと4人で新しい生活をスタートさせるのでした。

 

5.感想

この小説を読んで思ったことは、終戦直後という厳しい時代に、自然豊かな小豆島を背景に、純粋に逞しく前に進もうとする子供どもたちの姿を、実に優しい目線で描いているなという事でした。

作者の視線イコールおとらおばさんの視線ともいうべきでしょうか。

幾つか、心に残った個所を引用してみますね。

 

(一郎たちが引っ越してきたばかりのくだりです)

たった、ひとり、たのみにしているおとらおばさんとは、峠をへだてていて、まいにちは顔も見られず、心細くてなりませんでした。見わたすかぎり田んぼのつづく、広々とした熊谷を思うと、海と山とにはさまれて、となりの村に行くにも峠のあるような、せせこましい小豆島は、息がつまりそうにさえ思えるのです。

 

一郎たちが、なじみのない小豆島に引っ越してきて新しい生活に不安を覚えるくだりです。

住むところを選べない辛さが、感じられます。

 

(小学校の子ども達が、おしくらまんじゅうをして、体が温まったので、手作りのオーバーや、襟巻、防空頭巾などを脱いで、荒神の森に隠して学校に行っている間に、盗まれてしまいました。)

「(略)なくなること、かんがえなんだの?」

「神さまのところだから、だいじょうぶと思った。」

達雄が言いました。

「ばか。」

「だって、これまでになくなったこと、一ぺんもなかったもん、なあ、史郎ちゃん。」

 

子ども達がなくしたものは、父親の形見でつくったオーバー等とても大切なものでした。

大切なものと知りながら、神様のところなら安心だという発想。

子どもらしい純粋な思いと、そのような子どものものでも盗まざるを得なかった誰か。

戦後間もない頃の生活の苦しさが垣間見られます。 

 

(一郎が、初めて史郎と遊ぶ約束をするのですが、史郎の畑仕事の手伝いの日と重なってしまいます。そこで、一郎も史郎の手伝いをすることになり、おとらおばさんが、お弁当を持って、駆けつけます。)

「おじゃまなことですけど、よく、しこんでやってつかあされ。」

そして、小さな紙包みを一郎の手にもたせてやりながら、

「ほれ、おべんとう。ひや飯のおにぎりだよ。きゅうなことだもの。」

「おやおや、それでは、食いでの無賃ですかい。そりゃあもうかった。」

おじいさんが大声でわらいました。食いでの無賃とは、べんとうじぶんもちで、ただばたらきということです。一郎はしごくにこにこして、いつもよりずっとおしゃべりになっていました。

 一郎が、島の子たちと、だんだん仲良くなっていき、楽しく島のくらしも覚えはじめていきます。

 

 一郎の誕生日に友達を招いてお祝いをすることになりました。)

「ごちそう、してあげたよ。小豆島へきてはいめての誕生日だもんね。うでによりをかけてさ。きっとチロちゃんもすきだと思うものよ。なんだ?」

一郎が学校へいったあと、おばさんがどんな思いをして、長いあいだ獅子雄(劣ら叔母さんの戦死した息子)の写真を見ていたか、一郎は知るはずがありません。そのあと、きょうのお祝いのために、また着物を売ったり、白米やさかなを手に入れるためにかけまわったことなど、なおさら知りません。

ただもう一郎はうれしくて、にこにこしていました。

 この小説で、私の一番好きな場面です。

おとらおばさんの愛情と、お母さんをなくして、熊谷をいつも懐かしんでいた一郎が島の友達と仲良くなり、小豆島のくらしに関心も移っていきます。

お誕生日会一つ行うにも、当時は食料調達の苦労があり、そのためにおとらおばさんは、自分の大切なものを手放さなくてはいけなかった…。

おとらおばさんの一郎への深い愛情が感じられて、胸がジーンときます。

 

 

 

悲しみに暮れている暇もなく、毎日毎日を過ごしていくことに精一杯で、そのうちかけがえのない大切な人を亡くしたつらい体験も、いつしか思い出となっていく…

そういう心の流れが、なるべくしてなったというべきか、ごく自然に感じられる小説でした。

 

6.結びに変えて

 いかがでしたか?

個人的には『二十四の瞳』より好きな小説です。

児童文学なので、小難しい小説ではありません。

きざな言葉で恐縮ですが、優しい、そして愛に満ちた小説だと思います。

大人でも、ぜひお勧めしたい小説です。

 

 

最後になりましたが、戦争に関する私の考えを知っていただきたく、昨年の記事をリンクしますので、読んでいただければ幸いに思います。

 

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

今日も…日日是好日

 

 

 

 

アフィリエイト

 

もう、中古しかないんですよねぇ。

電子書籍があったのでそれを載せています。

 

 

 

アマゾンには新刊本がありました。

アフィリエイト登録していないもので…すみません。

 

 

二十四の瞳』は、文庫本がありましたよ。

 

 

遅ればせながら…季節外れの3社参り

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竈門神社の展望台から、太宰府の町方面を見たところ。

見えている山は、巫女さんにお聞きしたけど、何という山か分かりませんでした。


 

オリンピック開会式前後は、暦の上では4連休でしたね。

我が家は、家族の休みがバラバラだったのですが、4連休の初日…海の日は家族が3人そろったので、お正月ではないけれど3社参りに行くことにしました。

 

我が家の3社参り…太宰府の竈門神社、天開稲荷社、太宰府天満宮の3社です。

実は、この3社が我が家の定番となったのは、ここ3年くらいです。

 

3年前は、次女が大学受験の時のお正月。

次女は勉強。

夫は、風邪気味という事で、長女と2人で、初詣に行くことにしました。

 

その日は、ちょっと雨模様。

 

太宰府天満宮にお参りをして、裏の方をぶらぶらしていると、

「竈門神社へのお参りの無料シャトルバスはこちらから。」

という看板が見えました。

「ふ~ん、シャトルバスね~。行ってみる?」

そこは、夫がいない気楽さで(女2人旅は何かと気楽です…笑)、さっそくシャトルバスに乗ることにしました。

 

冬だし、夕方も遅い時間だし、霧雨も降っている薄暗い中竈門神社に行くと…

 

神社の本殿が薄暗い中に霧が立ち込めてすごく神秘的な雰囲気を醸し出していました。

なんか、とても荘厳な雰囲気に打たれて、娘と来年からは夫と次女も連れて又来ようね、という事で、神社を後にしました。

 

シャトルバスの降り口は、天開稲荷社のすぐそば。

その時はついでの気持ちで、天開稲荷社にもお参りをしました。

この神社を後で調べると、霊験あらたかで、強力なパワースポットだとのこと。

 

次の年から大宰府にお参りする時は、このコース…太宰府天満宮…天開稲荷社…竈門神社が我が家の定番となりました。

 

ところで、気になるご神徳はというと…

 

竈門神社は縁結びの神社。

太宰府天満宮は学業上達の神社。

天開稲荷社は開運の神社。

 

頭が冴えて、良き縁で繋がれて、ガンガン運が開かれていく!!

最強じゃないですか…(笑)

 

 

さて、今年ですが、コロナのため太宰府には行くことが出来ず。

で、この海の日に、突然お参りに行こうという事になったのですが…。

前もって計画していたわけでないから、朝はダラっとしていて、昼から出発。

グーグル先生では、我が家から1時間弱で竈門神社に着くと書いていたのに、結局渋滞渋滞で2時間をはるかに超えました。

連休初日だったからでしょうか。

 

幸いにして、竈門神社はほどほどの人出。

鬼滅の刃」の関係で一時期大変込み合っていたので、ちょっと心配していたのです。

あ~。よかった。

破魔矢とかはなかったけど、しっかり縁結びのお守りを買ってきました。

(だからといって、今さら恋愛でなくでもいいのだ!!)

ここまで来るのに大変時間がかかり、出発時間も遅かったので、竈門神社だけで帰るつもりでしたが、

「せっかくやけん、やっぱり3社参りをしようよ。頑張って、ここまで来たっちゃけん。」

と家族からの要望もあり、結局太宰府天満宮と天開稲荷社にもお参りをしました。

 

 

 

 

話が変わりますが…。

 

皆さんは、百人一首のこの歌をご存じでしょうか。

 

天の原  ふりさけ見れば  春日なる

三笠の山に出でし月かも    阿倍仲麻呂

 

 意味

 

大空を遠く仰いでみれば(振り返ってみれば)春日にある

三笠山にのぼっていた、同じ月なのだなぁ。

 

いつ読まれたのかよく分かっていないのですが、奈良時代阿倍仲麻呂(698~770)が、唐への留学生として奈良を出ていくときのことを詠んだ歌と言われています。

 

唐へ行く人は、出発前に春日大社で旅の無事を祈ったそうです。

そして、三笠山はその春日大社の後方にある山です。

 

遣唐使は、今でいう大阪の住吉から出発し、瀬戸内海を通って博多に行って、そこから唐の国へと船出したそうです。

 

 

 阿倍仲麻呂は唐に渡った後、帰国船が遭難したりして、とうとう日本に帰ることが出来ず、唐の国で一生を終えました。

そして、あの絶世の美女である楊貴妃を寵愛したことで知られる、玄宗皇帝に仕えました。

 

で、この歌の背景ですが、

この歌は、福岡の春日と三笠山を詠んだという説があるのです。

 

実は福岡にも春日と三笠山があるのですよ。

 

因みに、福岡市の鴻臚館跡(当時の迎賓館跡)から春日市役所まで南に約10キロ、さらに南の三笠山宝満山の別名です)まで、約10キロでしょうか。

宝満山の麓には遠の朝廷(とおのみかど)と呼ばれた太宰府(当時の表記は大宰府)があります。

竈門神社も、奈良時代の創建と言われていて、その上宮は宝満山の山頂にあります。

さらに春日市も、春日神社があり、社記によると、奈良時代の創建だそうです。

 

もし…もしですよ…

博多から、出向した時ににこの歌を詠んだとしたら…

または、そのときのことを思い浮かべながら読んだとしたら…

 

振り返れば、春日神社があり、その向こうには三笠山があります。

しかも、その方面は南だから、お月さまもばっちり見られる…

 

どこの景色を思い浮かべて、詠んだ歌かは分かりませんが、福岡の可能性があるというだけで、ワクワクします…。

地元愛ですね…笑

 

 

 

 

 

 

 

夏らしい写真もいくつかとりましたので、雰囲気を味わってくださいね。

 

 

※竈門神社

 

 

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ちょうど、萱の輪をつくっているところでした。奥に、本殿が見えます。

 

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竈門神社本殿。

厳密にいえば、下宮。

前述のように上宮は宝満山の頂上にあります。

 

 

 

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あれれれれ?

狛犬さんのしっぽに帽子が!!

 

太宰府天満宮

 

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参道に風鈴の通路。

涼しげです。

そういえば、竈門神社にも風鈴がありましたよ。

 

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本殿。

さすがに人が多い。

私が大学受験のときは、縁起のいい1月1日の午前0時に、お参りができるように行きましたよ。

もう、何十年も前の話です。(笑)

 

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飛梅

菅原道真を慕って、京都から飛んできたという伝説があります。

 

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今どきのおみくじ。

しっかり、抗菌仕様です。

 

※天開稲荷神社

 

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結構、階段がおおくて、ばてました。

(そもそも、登る前から、ばてていた…笑)

だから、写真はこれだけ。

 

※おまけ。

 

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太宰府天満宮自動販売機。
外国人に分かりやすいように、金額を硬貨で表しています。

さすが、国際都市!

 

 

 

来年は、お正月に行きたいな。

 

後日、改めて、福岡の神社紹介という形でも記事にしますね。

 

 

 

 

今日も…日日是好日

 

頭の中は絶賛混乱中 !! これって、最近流行りの表現らしい…知らんけど。

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ひまわりの季節がやってきましたね。 同じひまわりの花でも、日車(ひぐるま)、迎陽花、日輪草(にちりんそう)、日向葵(ひゅうがあおい)などの別名があります 。

気分によって、使い分けていきたい素敵な呼び名の数々です。

 

 

 

 

今日は、久しぶりに、毎日の会話の中でふと疑問に思ったり、気になったりする言葉の使い方について書いてみたいと思います。

 

まず、一つ目は、「知る・知らない」という言葉について、その言葉について考えてみたいと思います。

この「知る・知らない」という言葉によく似た言葉に、「分かる・分からない」という言葉があります。

知る」という意味はおおざっぱには心でとらえるという意味。

分かる」とは物事の道筋や相手の状況がはっきりするという意味。

 

という事は、転じて「知らない」とは、心にない、考えたこともない、スルーしたともとれるかと。

分からない」とは、物事や、相手のことははっきりしないけど、少しは分かる、心に気にかけている。

と、捉えることが出来ないでしょうか。

 

以前、2、3人の友達に

「○○について、どう思う?」

と聞いたときの「分からない」「知らない」との返事について、

「知らないって即答されたら頭にくるよねぇ。」

という話が出ました。(笑)

 

要は、「知らない」と言われた時に、考えてもくれないのね、とニュアンスで、カチンとくるのだと思います。

 

もっとも知らない事は、考えるまでもなく知らないんだから、当たり前の反応ではあるのですが。

 

TPOにもよりますが、できれば相手に何か尋ねられた時に、即答で「知らない」と言うのでなくて、ちょっと考えて「分からない」と答えるようにしたいですね。

自分の会話について、しっかり聞いてくれている…そんな気になりますものね。

 

ところで最近、何か言った後に「知らんけど。」と、付け加える言い方がありますね。

 

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引用:ラインスタンプより

 

 

念のために、「知らんけど。」をオンラインで調べましたら、次のように書かれておりました。

 

「関西弁」あるいは特に大阪弁の中で、「自分の見解に責任は持てない」旨を言い添える意味合いで用いられる言い回し。

 もともとは関西地方の方言なのですね。

 

更に別のサイトを見て見ました。

①確定的でない時に使う。
②伝聞情報であるときに使う。
③コミュニケーションを楽しむために使う。(突っ込みを期待する。)

 

まぁ、⓵②については、言うまでもないのですが、➂については、関西の方ならではのユニークな使い方と思いました。

例文では「なんや、知らんのかいな。」と言うような突っ込みが紹介されていましたね。

 

さてさて、今は多くの人が「知らんけど」って言っています。

皆さん、関西の人ならではのあうんの呼吸と言うか、本来的なニュアンスを理解して、使っているのかしら。

 

知らんけど。(笑) 

 

 

では、次の気になる言葉について、考えてみましょう。

それは、「絶賛○○中

この言葉も結構流行っていますよねぇ。

実は先日、あるミニコミ誌の文章で、奥さんが入院中で、幼稚園と2歳の男の子を旦那さんが一人で世話をしているが、2歳の男の子が「絶賛イヤイヤ期」で、大変苦労をしている…という文章がありました。

 

絶賛とは、大いに褒めることです。

 

イヤイヤ期とは、子どもの成長過程で、子どもがなんでもイヤイヤいう時期のことを指します。

イヤイヤ期そのものは、子どもの健やかな成長の一過程でありますが、上記の文章からは、親の苦労の原因として挙げられており、決して大いに褒めるというニュアンスで使われているわけではありません。

 

そうですねぇ。

絶賛真っ最中といいかえたら、スムーズに意味の通じる文章になりますね。

 

 

まだまだ、ありますよ。

例えば、

何かをしていて、手が離せなくて絶賛作業中。

何をやってもうまくいかない絶賛不調中。

中学生のイヤイヤ期である(?)絶賛反抗期(中)。

 

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 引用:ラインスタンプより

 

例を挙げればきりがありませんが、やはり使い方としては真っ最中というニュアンスです。

 

絶賛真っ最中…あえて共通項を探せば、それは物事のピークということでしょうか。

誉める状態の一番上の状態。

ある行為の一番上 …激しい状態。

 

 

とにもかくにも絶賛の使い方としては、誉めると言う意味をもたせないかぎり、正しくはありませんね。

 

では、先ほどの例から、絶賛を使わない表現の仕方を考えてみました。

 

 

イヤイヤ期の真っただなか

鋭意作業中

不調の極み

反抗期の真っ最中。

 

など、いかがでしょう?

絶賛だけで済ますことが出来ないので、面倒に思われるかもしれません。

でも、ちょっとくらい面倒でも、正しく使うことにこそ、意義があると思うんですけどねぇ。

 

願わくば、昔から受け継がれてきた私たちの宝物である日本語の数々…

使いこなせる語彙も増やしたいと思いません?

 

(フィーリングで分かるでしょ、と言わずにね。)

 

 

 

長くなりましたので、今回はここまでにしますね。

 

 

 

気になる言葉が、ありすぎて…

 

 

ただいま絶賛 こ・ん・ら・ん  中。

 

 

 

 

いやいや、混乱の極みです。(笑)

 

 

今日も…日日是好日

 

我が家と金魚の長~い付き合い…とうとう終わりが来ました。

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以前、パソコンのスクリーンセーバーの金魚の話を書いたので、今日は本物の金魚の話をしたいと思います。

(パソコンセーバーの話は↓参照)

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com
 

 

我が家と金魚は、古くからの付き合いです。

 

子ども達が幼稚園の時、私たちは佐賀に住んでいました。

佐賀の神野公園というところは桜がとてもきれいで、よく散歩に行っていました。

 

お花見の季節は出店も並び、その一つに金魚すくいがありました。

 

子ども達が金魚すくいがしたいと駄々をこねたので、

しょうがないなぁ、

という事でと金魚すくいをさせてみると丈夫な糸だったのか、

結局3匹家に持って帰ることになりました。

 

まさか、本当にこんな小さい子が三匹も釣るとは思わなかった…

 

本格的に、金魚を飼うことを想定していなかったので、バケツで、しかもパン粉をあげながら育てることにしました。

 

荒っぽい育て方ですね。

けれど、順調に育ちましたよ。

 

それから、1年たって福岡に転勤になりました。

引っ越し屋さんが、金魚は持っていけないというのでバケツに入れたまま、マイカーに乗せて、福岡まで連れてきました。

 

それから、その金魚がいつ死んでしまったか覚えていません…。

 

小学校に入ったら、子ども達は校区の夏祭りがあるたびに金魚をつって持って帰ってきました。

金魚すくいの金魚は、長生きしなかったので。

 

子どもとは現金なもので、釣ってきたのはいいけれど、実際の世話は父がしていました。

 

 

それから、子ども達は中学生になって…

 

 

いつしか金魚は飼わなくなりました。

 

それが7年位前、父が突然金魚を飼いたいと言い出しました。

父は昔の事をを思い出したのでしょうか。

 

それで私と夫で、「黒ちゃん」と呼んだ、我が家で最後の金魚になる出目金ほか数匹を買ってきました。

 

黒ちゃんは、父が介護施設に入った後は夫が世話をしました。

 

途中、夫が『ドン・キホーテ』を読んでから、呼びかける名前がいつの頃からか「黒ちゃん」から、「ロシナンテ」にかわっていました。

 

ロシナンテは、年を取ると共に色も剥げてきて、金魚の高齢者になりました。

 

そして先日、ロシナンテが死んでしまいました。

 

 

今は、家の庭の片隅に、埋められています。

 

しばらくは、生き物は飼わないでしょう。

情もうつるし…死んだ時がたまらない(涙、涙)

 

これで、我が家と金魚の長い付き合いも終わりました。

 

子どもが小さいころから続いていた習慣が終わった…

大げさですが、一つの時代が終わった、そんな感じさえします。

 

 

 ロシナンテ、今までありがとう。

これからも、私たち家族を見守って下さいね。

 

 

 

今日も…日日是好日

 

 

 

p.s.1

今、下書きの整理をしています。

今回の記事は、p.s.以外はは、ほぼ1年前に書いた記事です。

ちょっとタイムログがありますが、やっぱり投稿しようかなと…。

気のせいか文体も、今と違うような…。(笑)

 

 

 ロシナンテは、我が家にとっての激動の7年間を見てきました。

(母の死、父の脳出血、子どもたちの受験、就活などなど。)

特に、晩年のロシナンテは、年老いた父とオーバーラップしました。

 

この記事を書いた時、一つの時代が終わった気がしたのですが、今では娘たちは、

かたや社会人。

かたや、県外で大学生。

 

日々一緒に暮らしていた家族の在り方がさらにさらに変わって、しみじみとうつろいゆく世の中を感じております。

 

 

p.s.2

 

そうそう、先日夫がポメラニアンの夢を見たという事で、犬を飼いたい飼いたいと

せがまれています。

今でも、毎日が手一杯なのですが…。

ふぅ~~~~。

 

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引用:ウイキペディアより

  

劇団四季『ロボットイン・ザ・ガーデン』を観てきました!! さらに映画化も決定!!

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今回は、ミュージカルが始まるまで、舞台の撮影が許されました。

 

今日は、5月に見てきた、劇団四季のミュージカル『ロボットイン・ザ・ガーデン』についてのお話をしようと思います。

 

『ロボットイン・ザ・ガーデン』は、キャッツとか、ノートルダムの鐘とかとは違い、劇団四季オリジナルの作品です。

劇団四季が、一般向けのオリジナルミュージカルを製作するのは2004年以来、16年ぶりのことだそうです。

(一般向けミュージカルは3歳未満の子どもは観劇できません。)

 扱っている時代も、未来で、話の中には東京とか、日本人が登場します。

 

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原作はデボラ・インストールの小説『ロボットイン・ザ・ガーデン』。

 

おおざっぱなあらすじを紹介しますね。

(細かい所や、クライマックスのあらすじは省いていますが、ネタバレと言えば、やっぱりネタバレになります。)

 

世の中は、ロボットが、家事や仕事を行う近未来。

主人公は、イギリスの田舎に住むベン。

ベンは、獣医師を目指していますが、両親が事故で亡くなってから、何事もやる気が起きません。

弁護士の妻エイミーとも、うまくいかないようになります。

そんなある日、ベンは庭で壊れかけのロボットタングを見つけます。

タングのことが気になり、あれこれと世話を焼くのですが、エイミーはそんなベンに愛想を尽かせて家を出ていきます。

 

ベンは、タングを連れて、タングを修理してくれる人を探して、アメリカへ渡り、東京へ行き、最後はパラオまで行きます。

パラオで、タングを作った科学者に会うことが出来るのですが…

タングには恐ろしい計画のもとに作られたロボットだった…。

 

命からがら逃げ出して、元のイギリスの家に戻ってくると、妻エイミーが戻ってきている。

ベンは獣医師として再び頑張る決意をして、さらにタングも一緒に住むことになりました。

さらに、新しい家族はタングだけでなく…。

 

という、ハッピーエンドでおわります。

 

 

原作は読んだことがないのですが、ミュージカルでは、東京とか日本人が出てきたりして、嬉しかったです。(笑)

 

このお芝居のテーマは真心でしょうか。 

ベンが訪れる旅の先々で、出会う人々との温かなふれあい。

タングも旅をするうちにだんだん賢くなって、このような人の心の温かさを理解していきます。

ロボットが色々なことをしてくれ、さほど人と人のコミュニケーションを必要としなくても生きていけそうな世界でも、優しい心、気遣いの心を失ってはいけない…そんなことをこのお芝居では言いたかったのではないでしょうか。

 

ロボットでなくても、私達はともすれば、隣に住んでいる人が誰かも分からないことがあるような社会に生きています。

私の住んでいる所では、町内会の加入者も年々減っているとのこと。

人と人との接触が減っている今、空想のお話の世界とは思えません。

 

次に、感想です。

 

主役の俳優さんの歌がとてもよく響いて素晴らしかったです。

そして、子どものようなタングの声(この時は女性がタングの声を担当)やセリフが、とてもかわいかったです。

タングは背の高さも子どものサイズのロボットだったので、タングを支えていた2人の俳優さんは常に中腰。

あれは腰が痛くなるだろうなぁ、と思いながら見ていました。

 

ハッピーエンドでめでたしめでたしは良かったのですが、ちょっとだけ不満を言えば、

ラストで、エイミーがグッドタイミングで戻ってくる。

エイミーは、激怒して家を出て行ったのに、家に戻ってきたらベンに対してだけでなく、タングにもものすごく優しくなっており、さらにお腹の中に新しい命が芽生えていた…

 

最後は、あまりにも事がうまく運びすぎのような気がしました。

もうちょっと、このような結末になるまで、エイミーの方でも葛藤と言うか、一ひねりしたストーリーと言うか…そのような丁寧な描かれ方があればよかったな。

 

そこがちょっと残念でした。

 

 

因みに、今回は一番後ろの席でした。

キャナルシティ劇場は、こじんまりとした劇場で一番後ろの席でも十分楽しめる劇場です。

 

娘「ねぇ、お母さん。一番後ろの席の良さって、なんだか知っている?」

私「分からない。何?」

娘「あのね、乗り出してみても、後ろの人に迷惑が掛からない。」

私「なるほど。」

娘「まだあるんだよ。スタンディングオベーションで、真っ先に立っても、やっぱ、迷惑が掛からない。」

私「確かに。」

 

そういえば、娘はカーテンコールの時、真っ先に立って拍手をしていました。

この時は、両隣にも人はいなかった…。

最後方ならではの役得ですね。(笑)

 

 最後に、『ロボットイン・ザ・ガーデン』のプロモ―ションビデオを載せますね。

ちょっとだけでも、雰囲気を味わっていただければ嬉しいです。


www.youtube.com

 

 

ところで、奇しくもこの記事を書いているときに、この『ロボットイン・ザ・ガーデン』が、映画化されるという記事を読みました。

主演は、嵐の二宮和也さん。

ベンが、日本人の名前になって、舞台もイギリスでなく、日本になっています。

ご興味がありましたら、リンクを貼りますので、参考になさってくださいね。

 

【ワーナー公式】ニュース|二宮和也、今度の共演は...不良品ロボット!?映画『TANG タング』2022年公開決定!

 

 

 

さてさて、わたしも、お芝居についての自分の過去記事を載せますので、よろしければ、お読みくださいませ。

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

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今日も…日日是好日

100万円の使い道…わたしなら、こう使う!!

今週のお題「100万円あったら」

 

今週のお題が面白そうなので、予定を変更して、お題に沿って記事を書いてみたいと思います。

 

もし、100万円があったら…

100万円を貯金以外で自由に使えたら…

 

考えるだけでわくわくしますよね!!

 

 

でも、絶対使わなければと言う前提でなければ、私ならおそらく貯金すると思います。

いつの日か、必要になりそうなので。(笑)

 

では、どうしても使わないといけない、という事になると…

 

 

ということで、もし100万円を自由に使えたら、

 

 

わたしなら……

 

こう使います!!

 



 

 

1.夢の実現編

 

100万円を自由に使えたら、海外旅行に行きたいです。

クルーズ船に乗って世界1周なんていいなぁ。

でも、厳密には調べていないけど、クルーズ船で世界1周だったら100万円では足りないような気がします。

 

それなら、ヨーロッパ1周なんていかがでしょう。

(このプランも、本当のところ100万円で足りるか、さっぱり分からないけれど、足りるということで、細かいところはスルーしてお読みくださいね。)

 

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 ギリシャ  サントリーニ島  青い海が美しいですね!!

引用:ギリシャ観光局ホームページより

 

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スペイン  アルハンブラ宮殿

ギター曲「アルハンブラの思い出」で、あこがれます。

引用:ウイキペディアより

 

 

 

イギリスで、バッキンガム宮殿を見て、フランスでエッフェル塔ルーブル美術館に行って、スペインではアルハンブラ宮殿とガウディのサグラダファミリアを見て、パエリアに舌つづみをうつ!!

イタリアでは、ベネチアでゴンドラに乗って、ギリシャではエーゲ海のクルーズ船に乗る…

スイスでは、チーズを食べて、美しい湖とアルプス山脈を見上げる…

もう最高!!

 1か月ぐらい旅で、全部まわれるかしら。

 

夫が一緒に行くというのなら、2週間になりますね。

2週間で見るのなら、行く国も半分になる…

う~ん、悩むけど、イタリア、ギリシャ、スペインには行きたいのですよね~。

 

子ども達がついてくるとなったら…

4人で行くようになるから…

 

ええと……???

 

でも。スペインにはぜひ行ってみたいのです。

 

これが、私の夢です!!

 

2.家のリフォーム編

 

今度は、日常の快適な暮らしに、お金を使うプラン。

私の家は築50年を過ぎて、あちらこちらを修繕したり、備品を取り換えたりしなくてはいけません。

結構、お金がかかります。

ですから、今はお金と相談して、できるところから修繕しています。

 

だから、100万円あったら、家の外装をきれいにしたいですね。

錆びたベランダの欄干を塗り替えて、外壁を塗装しなおしたい。

 

100万円でできないかもしれないから、その時は、費用の一部としてつぎ込みたいです。

 

居心地のいい家…歳を取れば家にいる時間がさらに長くなるので、少しでも快適に過ごしたいものです。

 

3.主婦の仕事のストレスを軽減する編。

 

このプランはさりげないけれど、結構満足度が高いかも。

私は、買い物に行くときはチラシとよくにらめっこします。

また、スーパーのポイント5倍デーとか、ポイントカードがあるお店で買い物をしています。

そして、いいものを安く!!

国産のお肉とか、野菜とか、添加物の少ない食品とか…

というわけで、日々奮闘しております。

 

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 ポイントカード色々。

 

 

皆さんの中にも、同じようなことをしている方がいらっしゃるのでは?

 

実は、これが結構面倒くさい。

チラシをじっくり見るために、時間もかかる。

買いだめも多くなります。

 

だから…

安売りとか、ポイントデーとかを度外視して、好きな時に好きなものを、割引しているとか、な~んにも考えずに買いたい。

ついでに、家計簿をつけるのも面倒なので、100万円がなくなるまで家計簿もつけない。

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 家計簿は、色々試しましたが、今はこれに落ち着いています。

 

 

これって、結構ストレスレスになるのでは…と思います。

だって、いつも倹約という言葉は頭から離れないし、家族にも無駄遣いはするなと、やかましく言っておりますから。

 

使うところは使う、締めるところは締める…メリハリは大切ですよねぇ。

 

でも、たまには、そんな考えから解放されたっていいでしょう。(笑)

 

 

 

いかがでしたか。

私の、100万円の使い道。

結構、海外旅行編を除いたら現実的だったかもしれません。

でも、特別なこと…最初に挙げた海外旅行のこと…

をしなくても、毎日の暮らしが快適になって、満足度がすごく高くなるような気がします。

 

毎日の快適な暮らし…

本当は工夫すればいいのでしょうけれどね。

 

今回は、面倒くさがり屋の一主婦のつぶやきでした。

 

 

 

今日も…日日是好日。時々口実。

 

 

p.s.

お金をあまりかけないで快適に暮らす方法を、現在模索中です。(笑)

 

 

旅行余話 …楽しんでいる人はより楽しく、そうでない人はそれなりに。

今週のお題「575」

 

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ここはどこでしょう?

 

 

今回は、旅行をする時に、いつも私が利用するところを紹介したいと思います。

旅行記事を書いていると、つい長くなってしまうので、書きそびれてしまうのですが、

私が、若い頃から利用していたところです。

キヨスクも、利用していたけど、キヨスクではありませんよ。

 

 

改めて…

 

写真の施設はどこでしょう?

 

 

 

 

地元なので、わたしは利用したことないのですが、これは福岡市の繁華街天神の観光案内所です。

(引用:福岡市公式シティガイドYOKANAVIより)

 

 

 

ということで、今日は、観光案内所について、お話をしたいと思います。

 

 

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博多駅の観光案内所

引用:福岡市公式シティガイドYOKANAVIより
 

 

 

 

 

私は、公共機関で旅行に行く時、必ず駅の観光案内所を利用します。

ばっちり計画を立てている時も、そうでない時も。

ばっちり計画を立てている時は、観光案内所でその日の予定を話して、他にもっといい観光地はないかとか、時間内に計画通り見学できるかを聞くのです。

 

例えば…先日投稿した、鹿児島旅行のお話から、例にとってお話しますと…。

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 1日目。

私はいつも通り、指宿駅についたらまず観光案内所に飛び込みました。

家族は、トイレに行ったり、砂風呂に入るためのバスの時間を調べたりしています。

いつも、わたしが利用しているのに、観光案内所を利用するなんて考えてもいないのだから…。(苦笑)

 

で、わたしは観光案内所で大雑把なその日の予定と目的を話して、何か手直しするところはないか聞いてみました。

 

指宿では、これこれこういうところで砂風呂に入りたい。

開聞岳も見たい。

午後3時には、鹿児島行の特急に乗りたい。

このような計画を立てたが、大丈夫かと。

 

すると、私達の計画だったら、指宿にせっかく来たのに開聞岳は見えないとのこと。

開聞岳をみたいなら…

 

ということで、観光タクシーに乗ることを提案してくれました。

幸いにして、鹿児島市内の提携ホテルに泊まると観光タクシーは格安。

ちょうど、私たちが止まるホテルも入っていました。

 

何時、砂風呂に入るようにしたら鹿児島行きの特急に乗れるか、なども丁寧に教えてくれました。

 

このようなことは、観光案内所で聞かなければ、大雑把な予定しか立てない我が家では気が付くこともありません。

 

おかげで、長崎鼻西大山駅など、時間内で計画していなかったプラスαの観光ができました。

 

また、2日目の朝には、鹿児島中央駅の観光案内所を訪れました。

 

2日目の旅行記 ↓

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 そこでは、その日の夕方に、鹿児島中央駅で流れ星新幹線の出発セレモニーがあることを教えていただきました。

 

 また、仙巌園と水族館に行きたい旨を告げると、バスの1日乗車券をすすめられました。

どの会社のバスも乗るつもりなら、とてもお得だとのこと。

バス乗り場の場所まで、丁寧に教えてくれました。

 因みに、1日フリーバス券は、施設の割引までくっついていました。

 倹約もできて、ラッキー。 

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そういえば、昨年岡山に行ったときも、倉敷の大原美術館で時間を取りすぎて、予定が大幅に狂ってしまいました。

その時も、岡山駅の観光案内所に駆け込み、行きたいところを相談しながら、何所に行くか計画を立て直したのです。

 

その旅行の時のお話 ↓

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

ねっ、観光案内所って旅行の時の力強い味方でしょう。

メリットは、まだまだ色々あるのですよ。

主な観光地のパンフレットが置いてあるので、行きたいところへの行き方や、料金、そこがどういう施設か概要が分かります。

また、そのパンフレットには、割引券がついていることもあります。

 

駅周辺の詳しい地図を置いている観光案内所も多いですね。

駅周辺を散策してみようと思うときに、便利ですね。

 

他にも、お昼時に、駅周辺でこのような昼食をとりたいというと、お店の紹介もしてくれます。

(和食とか、中華とか…もっと具体的におうどんとか、とんかつが食べたい、とか言ってもいいと思います。)

 

 

10年以上前ですが、夫がいなくて、子ども達だけを連れて佐世保へ旅行に行ったとき、

やっぱり佐世保駅の旅行案内所で、ずいぶん助けていただきました。

(その時は夜に夫とおち合うことになっていました。)

 

子連れで迷惑にならないお食事処は、駅の近くにあるか…。

佐世保の観光地である弓張岳、パールシーハーバーのどちらに行くか、もしくは両方行けるか…。

バス停はどこにあって、何番に乗るかとか…。

バスの運行状況はどうか…。

(この時も、1日フリーバス券を紹介してくれました。)

 

とかです。 

 

 

一応は、大雑把な計画を立ててはいるのですよ。(笑)

 

ところで、観光案内所みたいなところは、ホテルとか旅館にもありますよね。

色々相談すれば、現地の人しか分からない素晴らしい穴場を紹介してもらえることもあるので、ぜひ利用してみて下さい。

 

と…

 

いい事ばかり書きましたが、たま~に、外れもあります。

そこにパンフレットや地図があるから、ご自由にお取りくださいね、

と指さしてくれるだけとか(笑)

 

その程度のことは、自分でもすでにしているんだけど…。

 

まっ、たま~にです。(笑)

 

 

 

ということで、今日は観光案内所の魅力を紹介しました。

 

スムーズにいくコツは、やはりある程度の計画をたてて、それをベースに話を聞いてもらうことでしょうか。

 

観光案内所。

 

利用しないともったいない!!

ぜひ、利用して下さいね。

 

 

そうしたら…

 

 

ばっちり計画を立てて旅行する人はより楽しく、そうでない人も、それなりに楽しめる…

 

そんな旅行になること請け合いです!!

 

 

 

 身に染みる 思わぬフォロー 春の旅

(ちょっと、推敲が足りないですねぇ…)

 

 

 

今日も…日日是好日

 

のんびりまったり鹿児島の旅(後編) 鹿児島市内編

鹿児島の旅の2日目です。

前日は、ゆったりめの行程で、早く寝たので、朝も早くからすっきり目覚めました。

 

1日目の記事は、こちらからどうぞ ↓

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

実は、私達が泊まったホテルは、展望風呂で桜島から上る朝日が見えるという事を宣伝していました。

しかし、お風呂にカメラや、スマホを持っていくわけにもいかず、お風呂場の横の休憩室で、日の出を拝ませていただくことにしました。

 

時刻は、朝6時半ごろ。

15分くらい前から、スタンバイしていました。

 

桜島からの日の出

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写真からは迫力が半減なのですが、なんというか、あぁ、いいなぁ、幸せだなぁ、という気持ちにさせてくれる日の出でした。

厳かな気分になります。

見られてよかった!!

 

 

朝食は、ホテルでバイキング。

写真はありませんが、種類が沢山あって、私が過去に食べた朝食バイキングと比べても、上位をいく満足感が得られました。

 

朝食から、部屋に戻る途中。

長女にもってこいの椅子がありました。(笑)

もともと、この旅行は長女の卒業記念の旅でもあります。

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鹿児島は、10年前に夫が都城(宮崎県)に単身赴任をしていた時に、遊びに行ったことがあります。

 

で、今度はどこに行く?

と家族に聞くと、仙厳園や、水族館に行きたいという。

またぁ~。

 

全く前回行ったところと一緒じゃない。

前回と違うのは、電車やバスの便数が少ない霧島を外しただけ(笑)

 

はいはい、それでは…

 

ということで、ホテルを出ると、まず鹿児島中央駅へ戻りました。

そしてバスの、一日フリーパス券を購入。

なんか、前回も同じバス券を購入したような…。(笑)

 

まず、仙厳園に行くことにしました。

仙厳園とは、鹿児島19代藩主島津光久によって、万治元(1658)年年に建てられた島津家の別邸です。

あの篤姫大河ドラマでも、ありましたね。)も、足を運んだことがあるそうな。

 

 

 

 

 

 

 御殿 

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江戸時代は、別邸として使われていましたが、明治時代は一時期本邸として使われていたそうです。

藩主の部屋は、全て屋久杉が使われているそうです。

 

 

 

とにかく広い庭。

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桜と、南国情緒のあるソテツ。

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自然も南北が融合しています。

 

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桜島が見えて、景色が抜群にいいです。

 

 

仙厳園を見た後は、島津家の歴史や文化を紹介する博物館である尚古集成館をパスしてして、水族館に行きます。

 

途中で、お昼ごはん。

朝、いっぱい食べたので、昼はおうどんです。

 

 

 

 

お腹も膨れて、いざ水族館に!!

正式な名前は、「いおワールドかごしま水族館」といいます。

桜島フェリー乗り場に隣接しています。

 

ところで、私は水族館で何が好きかと言うと、照明を暗くした大きな水槽で、大きな魚がゆったりと泳いでいるところを見るのが大好きです。

 

こんな水槽の中では、サメはかっこいいですね。

カメさんも好きです。

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 ゆったりしたBGMが流れていて、何時間見ていても、見飽きることはないと思います。

 

 

 

そして、座って見ていると…

 

 

 

 

そのうち眠たくなります。(笑)

 

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 最後に、イルカのショーをみて、水族館を出ました。

 

時間は、まだ、4時過ぎ。

ゆったりの行程だったので、まだ仙厳園と水族館の2つしか行っていない。

次の予定の6時まで、まだ2時間もある!!

 

段々、いつものガンバルマン精神が、頭をもたげてきました。

 

「もう一つくらい行けそ~やね。」

「どこに行こうか?」

「駅の近くがいいっちゃない?」

 

という事で、次に訪れたのが鹿児島市立美術館。

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因みに、次女は、隣のかごしま近代文学館で「りぼん展」(「りぼん」とは少女漫画の月刊誌ですね。)をしているので、そちらを見たいと言い、5時過ぎにまたおち合うことにして、別れました。

 

美術館見学が終わって、いよいよ駅に戻ります。

 

では、ここで質問です。

6時からの予定って何でしょう?

2つ、あります。

 

 

ヒントは、どちらも駅のなか。

 

 

ははは。

分かりませんよね。

 

 

一つめは、6時から出発する流れ星新幹線の出発式を見ること。

丁度、鹿児島中央駅から出発します。

 

流れ星新幹線とは九州新幹線開通の10周年記念イベントです。

なんと、偶然にも始発の駅で、出発式を見ることが出来てラッキー。

(前日に、鹿児島中央駅で知りました。)

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 隣で、それぞれ違うマスコミの方が3人並んで、全員カメラを私の傍にいる小さな女の子(3歳くらいかしら。)に、向けていたのには笑ってしまいました。

1人くらい、私に向けてもよかったのでは(笑)

 

ところで皆さん、流れ星新幹線が、光を放ちながら走っているところを見たいですよね。

ユーチューブにあったので、載せますね。


www.youtube.com

本家本元のJR九州の映像もあったのですが、朝日新聞社の映像がコンパクトだったので、こちらの方を引用させていただきました。

引用:YouTubeより

 

 

 

で、まだ、しなければならないことがあるんでしょ、って?

 

そうなんです。

我が家の最後の、大切な大切なイベントが残っています。

ふふっ。

 

今回の、主要な目的の一つである「しろくま」リベ~ンジ。

前回は、天文館(市内の繁華街)で食べましたが、思わぬハプニングが。(笑)

 

その時のお話  ↓

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

おいしいものを食べて満足して家に帰るため、今回はもう外に出なくていい駅の中のお店を選びました。

お店の名前は前回と同じ、「しろくま」で有名な「むじゃき」。

 

しろくま」とは、練乳をかけたかき氷で、豆やフルーツがトッピングしてあります。

 

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まず、お好み焼きを食べてから、「しろくま」を食べます。

スモールサイズでも、大きいのですよ。

 

 

 

隣は2人の相席で、大学生くらいの男性(どっちも、独りぼっち)が向かい合って、それぞれが黙々としろくまを食べていました。

 

そして、さらに、その横の席は4人席で、ここでは男女のカップルが仲良く並んで座っていて、レギュラーサイズのしろくまを2人で一つ、賑やかにおいしそうに食べています。

(レギュラーと言っても巨大です。スモールサイズでも、全部食べ終わったら、立派立派…笑)

 

なんか、この対比に思わず笑ってしまいます。

(心の中でね。)

 

娘が一言。

「シュールやねぇ~。」

 

 

今回は、お好み焼きで温まった体が冷えてくるのは計算済み。

そのまま、新幹線に乗ることが出来ます。

 

計算違いだったのは、7時半の店じまいまでお食事をしていたのですが、その時間から、お土産屋さんも含め一斉にお店が締まり出したこと。

 

お土産も買わず、新幹線に乗ることになりました。

鹿児島中央駅って、お店が締まるの早すぎる~。

 

そんなこんなで、8時くらいに出発する新幹線に乗って、9時半には博多駅到着の予定。

こんなに遅い時間まで、鹿児島にいられるなんて…新幹線さまさまですね!!

10年前までは、考えられません。

 

ところが…。

 

次女は熊本で降りるのですが、お見送りと称してみんな熊本で降りてしまった!!

(「みんなの九州きっぷ」は途中下車OKの切符です。)

久しぶりに熊本にも足を踏み入れたかったのですって。(笑)

 (私も仕方がないから降りました。)

 

「気をつけて行きなさいね。」

「帰れるようになったら、さっさと帰省し~よ。」

「行ってらっしゃ~い。」

 

さてさて、次女がバスに乗るのを見届けてから、新幹線の時間を見ると…

「え~、9時半まで、新幹線ないよ。

しかも、ノンストップじゃないし~。」

「誰か、気づいとった?」

「ぜ~んぜん。」

 

 

我が家らしいです。

しかし、幸いにして熊本では駅のコンビニが開いていたので、ここで鹿児島で買えなかったお土産を買うことにしました。(笑)

 

待つこと、約1時間。

 

9時半の新幹線に乗って、結局博多駅に着いたのは10時半ごろだったかな。

 

…なぜか熊本のお土産を携えて、家に着いたのは11時すぎ。

 

もう、くたくた~。

 

 

 

 

という事で、2日目はゆっくりとは程遠い旅行になりました。

どうも、我が家はゆったりした旅行は苦手なようです。

 

疲れたけど、楽しい旅行でした。

また、行きたいな。

 

 

 

鹿児島…暖かくて、のんびりまったり???

 

…おすすめですよ!

 

 

 

最後に、桜島からの日の出が見える鹿児島サンロイヤルホテルのホームページです。

予約の仕方によっては、かなりお得に泊まれますよ。

www.sunroyal.co.jp

 

 

 

今日も…日日是好日。 

のんびりまったり鹿児島の旅(前編) 指宿編

 

3月に、娘の大学卒業を記念して、鹿児島に旅行に行きました。

今回は、JR九州の「みんなの九州きっぷ」を使って行きました。

遅ればせながら、その話をしたいと思います。

 

JR九州の「みんなの九州きっぷ」は、土日祝日限定で、新幹線を含めて2日間JR九州の電車を乗り放題と言う企画です。

 

九州全域だと12000円、北部九州だけだと6000円と言う破格の安さです。

 

前回、兵庫、岡山へどこでもドア切符で旅行した話をしましたが、そのJR九州バージョンと思っていただけたらいいと思います。

 

前回は、強行日程でもあったので、今回はのんびりしようという事で鹿児島だけの旅行となりました。

前回の旅のお話 ↓

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

で、結局のんびりできたのかなぁ(笑)

 

ともあれ、出発しましょう。

 

朝8時半のみずほに乗って、出発です。

出発から、比較的ゆっくりです。

 

熊本駅で、一人暮らしをしている次女と落ち合います。

 

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そうそう、この日の予定は、指宿まで行って砂風呂に入る…それだけです。

ねっ、ゆっくりでしょう。

 

鹿児島県の地図(一部分)で、ざっくりご紹介

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 ①桜島  ②長崎鼻  ③開聞岳

 

 

さてさて新幹線は速い。

ノンストップで1時間半くらい。

あっという間に、鹿児島に着きました。

そして、鹿児島中央駅から特急「指宿の玉手箱」…略してIBUTAMAに乗って、指宿へ向かいます。

IBUTAMAは運行10周年で、写真撮影や、車内を浦島太郎と亀さんが巡回していました。

 

 浦島太郎と亀さん

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 亀さん、めちゃくちゃかわいいです。

電車を降りるときは、もう飽き飽きしたようなお顔でした。(笑)

 

 

娘が IBUTAMAと記念撮影 

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指宿行きは、私のリクエストでした。

私が指宿に行きたかった訳は、砂風呂に入りたかっただけではありませんでした。

薩摩富士と呼ばれる開聞岳を見たかったからです。

 

指宿駅について、駅の観光案内所で、

「どこから、開聞岳は見えますか?」

と聞くと、指宿駅と砂むし会館(ここで砂風呂に入る予定でした)の往復では開聞岳は見ることが出来ないとのこと。

 

がっかりしていると、タクシーを勧められました。

2時間コースで、長崎鼻西大山駅を廻って、いつもは8000円が鹿児島宿泊の方なら3000円で行ける!!

 

素早く計算します。

3000円を4人で割ると一人750円かぁ。

ここまで来て、開聞岳が見られないのもね…。

 

よし、決定。

「タクシーにしようと思いますが、このタクシーに乗って、砂風呂入って、3時のIBUTAMAに間に合いますか?」

 

現在、11時。 

IBUTAMAは、往復合わせて一日6便。

とにかく便数が少ないのです。

ラストの3時台の便に間に合わなければ、鹿児島市内まで特急では帰れません。

 

砂むし会館で降ろして貰えれば間に合いますよ、

と言われ、タクシーに乗ることにしました。

 

まず、訪れたのは、長崎鼻

私は、中学生の時の修学旅行で訪れたことがあります。

ここでは、開聞岳東シナ海が一望できます。

 

因みに、指宿では菜の花の満開は1月中旬だとのこと。

やっぱり南国だわぁ。

 

 東シナ海と、きれいな円錐型の開聞岳

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開聞岳はパワースポットでもあるそうですよ。

 私は、中学生の時の修学旅行以来の訪問です。

 

 

南側に、目を転じて…。 

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東シナ海雄大ですね。

 

 

 長崎鼻灯台

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 この時は、人がほとんどいなかったけど、いつもは外国人が多いそうです。

だからか、意外にも、あまり観光地化されていないような気がしました。

こんなことを言ってははいけないけど、ゆっくり見ることが出来て、ラッキー。

 風がそよそよとなびいて、とても気持ちが良かったです。

 

次に、

西大山駅に行きました。

西大山駅無人の駅で、JR日本の最南端の駅です。

電車は、鹿児島方面もその反対も一日8本くらい。

10時から14時までは、電車がありません。

 

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 黄色いポストが、かわいい。

 

 

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開聞岳が間近に見えます。

 

 

因みに、最南端は駅ばかりではありません。 

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 この後、砂むし会館砂楽でおろして貰って、タクシーは終わり。

ここで、砂風呂に入りました。

 

 

 砂むし会館砂楽

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砂風呂には、作務衣の上の方の長いの…着物の長襦袢のようなものを着て入ります。

 

着替えてから、外にある砂風呂小屋に行くのですが、よく説明を聞いてなかったので、海岸で人が集まっている方に行ったら、パシャパシャ撮影をしていました。

砂に入ったところを記念撮影かと思うと、なんてことはない、大学生のサークルが海岸で動画を取っていたようです。

 

砂風呂では、暖かい砂の上に横わたり、上から砂をかけて貰います。

そして、10分くらい入って熱くなってきたら、砂風呂を終えて普通のの温泉に入って、終了。

あつつつつっ~と、いうことは、ありませんでしたよ。

 

 

 砂むし会館から見た海

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中央左の屋根のある小屋で、さわやかな風に吹かれながら、砂風呂に入りました。

 

 

ここまで、時間を気にしながら観光してきましたが、砂むし会館から指宿駅までは、徒歩20分くらい。

電車の時間まで、1時間くらいあるので、砂むし会館で、サツマイモのお菓子を買ってお昼ご飯代わりに食べ(例のごとく、微妙にお昼ご飯を食べる時間がありません。)、せっかくだからという事で、バスでなく、海岸沿いに歩いて駅まで行くことにしました。

 

お天気も良く、海岸では海特有の磯の匂いがします。

海岸から離れたら、畑が広がり住宅もあるのですが、暖かな午後のまったりした時間が流れていく…

そういう道中でした。

 

駅の近辺は、商店街が並んでいるのですが、シャッターを閉めているお店も多い。

若者は成人したら都会に行ってしまうのでしょうか。

 

さあ、駅に着きました。

鹿児島から指宿駅に着いたときは、バタバタと観光案内所に駆け込んだりして、気が付かなかったのですが、ふっと周りを見渡すと…。

 

おぉっ~。

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電車の待ち時間に、読書は如何?

 

なんか、気が利いている発想と思いません?

本を読んでいると、長い待ち時間もあっという間に潰れそうです。

 

 

さて、IBUTAMAに乗って鹿児島中央駅につくと、そのままホテルへ直行。

珍しく、まだ、陽のある時間につきました。

 

まず、温泉に入って、すっきりしたところで、

長女発案の、次女へのサプライズ。

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次女が、喜んだのは言うまでもありません。

 

 

その後、お夕飯は、焼き肉鍋島の本店が目の前にあるので、そこで食べることにしました。

 

食べ終わってから、ホテルの周りを散策して、もう一度温泉に。

早めに寝て、次の日に備えました。

 

 

 

 

…と、いうことで、

1日目は、比較的ゆったりできました。

 

 

 

2日目も、もちろん、ゆったりのつもりではありますが…。

 

いかなることにやあらん。

 

 

続く。

 

手助けしたいけど、最初の1歩がなかなか踏み出せない。

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先日を買い物に行っていた時のお話です。

 

自転車に乗って買い物に行っていると、とある銀行の階段におばあさんが座っていて、そのそばに60代ぐらいの女性がいました。

 

何をしているのだろう?

 

と、なんとなく気になって自転車に乗ったまま近づいてみたら、どうもおばあさんが階段でこけたらしくて、それを気遣ってその女性が何かお手伝いをしようと、傍にいたのです。

 

私は、ちょうどその階段を降りた正面の歩道で、自転車に乗ったままその様子を見ていました。

 

すぐに、

「私もお手伝いしましょうか。」

と声をかければいいのですが、歩道に自転車を置きっぱなしにすることもできず、どうしたらいいか躊躇していました。

 

その女性はおばあさんに、

「タクシーを呼ぶから一旦家に帰ったらいかがですか。」

と、言いますが、おばあさんは、歩くことがままならないのに、

「お買い物をして帰る!!」

と言い張ります。

 

その女性は、

「その足では、お買い物にはいけないですよ。」

と諭しています。

 

ここまで見て、このおばあさんは、

この女性の手に負えないな、

と思い、幸いにもすぐ近くに銀行の自転車置き場があったので、腰の重い私は、急いでそこに自転車を置いて、遅ればせながら

「私も、お手伝いしましょう。」

と言って、2人でおばあさんを左右から支え、まずは銀行のソファーにおばあさんを座らせました。

私が声をかけたのと同時に、もう1人手助けの人が来たので、その方におばあさんの荷物を持ってもらいました。

 

その後は、銀行の人に来ていただいて、

「直接銀行に用はないのだけれど、かくかくしかじかで、こういうを方を座らせていただいています。」

というと、銀行の人が、

「あとは任せてください。」

と言ってくださったので、私達はその場から去ることにしました。

 

 

 

この後、私はお買い物をしながら、その一連の出来事を振り返っていました。

 

結果として、私がしたことと言えば…

銀行のソファーに、おばあさんを座らせたのと、銀行に人を呼びに行った…

たった、それだけのお手伝いでした。

 

おばあさんが困っている、そして手助けしている女性がいる…

一瞬に見て取れたのですが、

「お手伝いしましょうか。」

の、最初の1歩…声掛け…がなかなか出ない。

 

はっきりと意識していた訳ではないけれど、自分が面倒なことに関わらないで済むなら関わりたくないと、考えていたことも否定できません。

 

つくづく、そんな自分がもどかしくも情けなくもなります。

 

よくもまあ白々しくも、子どもたちには困ってる人がいたら、率先して手助けしなさいよ、なんて言う事が出来るなぁ。

自分は、そんなことできないくせに。

 

こういう出来事は、しょっちゅう起こるわけではありません。

だから、日々努力すると言うものではないし…。

 

こういう事に遭遇した時、さっと適切な行動がとれればいいのですが、なかなか難しい事です。

 

全く、頭で理解するのと、行動を伴うという事は違う…

こういう理屈は広く言われている事だけれど、まさに体感した出来事でした。

 

 

反省はしたけれど次に活かせるかなぁ、無条件にさっと行動できたらいいなぁ…

ただただ、そう思います。

 

因みに、お買い物の帰りに、何となく気になって、そっと銀行の中をガラス越しに覗いてみたら、もうおばあさんはいませんでした。

 

とりあえず、ほっとしました。

 

 

 

今日も…日日是好日。時々口実。

 

 

 

p.s.

 なんか、今日は、懺悔みたいな話になったけれど…。

 次回は楽しいお話を書きたいと思います。

 

おうち時間で、しっかりリフレッシュ…いつもと、ちょっと違う過ごし方

今週のお題「おうち時間2021」

 

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ウクレレ  今、練習中です!!

 

 

 

コロナで自粛要請が出ていますが、出不精の自分は、毎日の生活にあまり変わりはありません。

 

日常にすべきことを淡々とこなしております。

 

でも、ゴールデンウイークになると、夫は家にいるし、次女は帰省してくるし…。

ちょっと、家の雰囲気が変わります。

 

それで、いつもと違うことをしたくなりました。

 

ということから、今日は「おうち時間2021」というお題に沿って、もう過ぎましたが、ゴールデンウイークならではの、私の過ごし方についてお話します。

 

就職したばかりの長女は、ゴールデンウイークは全くありませんでした。

それで、起きる時間は私もいつもと一緒。

6時過ぎに起床します。

みんなが起きてくるまでには、ちょっと時間があります。

それで、長女が出勤してから、まずすることと言えば…

 

 

それは、瞑想です。

これは、ここ1ヵ月チャレンジしているのですが、ゴールデンウイークも欠かさず迷走…いや瞑想していました。

 

瞑想したら、こころ穏やかになり、自分を客観的に見ることが出来て、怒ることが少なくなって、ちょっと勘が冴えて、いつもポジティブ思考になって、それからそれから…

スピリチュアル的には、未来のなりたい自分が引き寄せられるらしい。

等々、とにかく、どこから考えてもいい事がいっぱい!!

 

 

 

だそうで。(笑)

 

 

瞑想の仕方は、色々あるようですが、私の場合…。

 

椅子に座って、手は手の平を上にして、膝の上にのせます。

そして、目を閉じて。

ただ無心に、心を整える。

そして、自分の呼吸に集中して、

5分くらいで終了。

 

その後は、心身ともにすっきり、リフレッシュ!!

なんでも、ヤル気満々!!

きょうも、頑張るぞ~!!

 

 

 

 

 

 

な~んて、なればいいのですが。

世の中、そんなにうまくいくわけがありません。

(私だけかもしれませんが…笑)

 

雑念は、次々と湧いてくるし、10分間終わっても未だにすっきりした気がしません。

でも、雑念は湧いても構わないそうです。

気が付いたときに、改めて呼吸に意識を持っていけばいいそうです。

まだまだ、とくだん心穏やかになったような気も、頭が冴えるような気もしませんね。

 

ふぅ~。

 

まっ、やればやるだけ効果があるそうなので、気長に続けてみたいと思います。

 

 

次に、ウクレレにチャレンジ。

ギターは弦が多いし重いので、弦が少なくて軽いウクレレを選びました。

 

よく、常夏の国…ハワイに行きたいなぁ~、と思いはするのですが、いつのことになるやらで…。

せめて、ハワイアンでもひいて、気持ちを盛り上げようという事で、チャレンジしました。

 

先生は、夫です。

譜面の読み方と基本的な弾き方を教わって、さっそく練習。

 

最初、素手で弾いていましたが、だんだん右手の指が痛くなったので、ピックを使うようになりました。

 

で、どれくらい弾けるようになったかと言うと…

「ちょうちょう」と、「静かな湖畔」が弾けるようになりました。

 

歌いながら、練習しています。

 

ちょうちょ~ちょうちょ~菜の葉に止まれ~♫

 

弾き語り…

「ちょうちょう」でも、かっこいいって?!

 

ありがとうございます。

 

譜面が、歌の楽譜と違って、見ただけじゃメロディが分からないのですよ。

知っている曲なら、いいんですが。

だから、歌ってメロディを覚えます。

 

 

 こんな私を見て、次女もウクレレを弾いてみたいという。

それで、次女も、夫に軽い手ほどきをしてもらったら、なんと次女はどんどん上達。

あっという間に、何曲も弾けるようになりました。

 

やっぱり歳のせいなのでしょうか。

頭の回転、いや、指の動きが違う(笑)

 

はやくウクレレでハワイアン…「アロハオエ」が弾けるようになりたいです。

 

で、最後に、もう一つハマったのが映画。

娘が、dTV(動画の配信サービス)に加入しているので、追加料金なしで見られる映画を、毎夜毎夜見ていました。

 

娘が、

「お母さんが見たいのを選んでいいよ。」

と言うので、選んだのが、

 

 

では、この中から、予告編を2つピックアップしてご紹介します。

 

 

メン・イン・ブラック

(宇宙人の姿なんか、よくもまあ、こんな発想ができるなぁ、と思います。軽く見ることが出来て、とにかく面白いです。)


www.youtube.com

引用:YouTubeより

 

 ・マンマ・ミーア!

(映画は初めて。先にみた劇団四季のミュージカルとは、また違ったよさがありました。)


www.youtube.com

引用:YouTubeより

 

 

参考までにマンマ・ミーアのミュージカルについての記事は、こちらをどうぞ。↓

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

 

昔、映画館で見たことのある映画も含めて、とても面白かったです。

 

娘は、全部初めてですって。

「お母さん。アクションものが多いね。」

ふむふむ、よく見たら、確かにアクションものが多い。

 

なる程、私という人間はアクションものが好きなんだ。

瞑想をしはじめたせいか、客観的に自分の好みを分析します。(笑)

 

まぁ、アクションものは、すかっとしますよね。

 

 

ということで、私のおうち時間…。

ゴールデンウイーク中のおうち時間を紹介しました。

 

今は、次女も大学に戻り、またいつもの日常の生活が戻ってきました。

 

こんな好き勝手な過ごし方をしていたから、しなければいけない事がいっぱい溜まってしまいました。

お菓子も、いっぱい食べてしまいました。

 

まぁ、休みと休みでない日が交互に来るから、メリハリがつくのでしょうけれど。

 

しばらく映画は見ないけど、それもまた良しです。 

楽しいゴールデンウイークでした。

 

さぁ、気合を入れてしなければいけない事…ブログも含めて…に取り組みましょ。

そして、ダイエットもね…

(笑)

 

 

 

 

今日も…日日是好日

 

 

 

 

アフィリエイト

 

 ウクレレの本は、いっぱいあるので、自分が使用しているテキストだけ、のせますね。

 

あなたならどうする?…要介護者の誤嚥性肺炎の危険とお菓子

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先週の差し入れのお菓子。果物も、持っていきます。

 

 

今日は、このブログによく登場する介護施設にいる父のお話です。

父は、90歳を超えており、要介護4です。

脳出血で倒れて以来、左半身が麻痺しております。

 

そして、最近、長時間車いすに座ることは、体力的にだんだんしんどくなって、横になっている時間が増えてきました。

 

そんなある日、介護施設のスタッフから、

「お話があるのですが…」

と言われました。

 

話と言うのは、父の楽しみにしているお菓子の件でした。

 

好き嫌いの多い父は、体が不自由になって以来、私の持っていく果物や、お菓子を食べることが大きな楽しみとなっていました。

 

そりゃ、そうでしょう。

父の好みばかり、差し入れていますから。(笑)

 

そして、私がいない時にも、介護士さんに、そのお菓子を食べさせてもらったりしていました。

 

そんな中での、スタッフさんからのお話。

 

「皆さんにお話ししているのですが…」

「……」

「お部屋でお菓子を食べたいと入居者さんがねだる時、スタッフが、そのままお菓子を食べさせてあげる人と、駄目です、と言う人がいて、統一がとれていません。」

「そうなのですね…」

「この度、対応を統一しようと思いまして。」

 

具体的には、入居者さんには、心穏やかに満足して毎日を送ってほしい。

しかしながら、スタッフの目の届かないお部屋で、お菓子を食べさせると、誤嚥の危険性もある。

(お菓子を食べ終わるまでスタッフさんが、入居者の個室でご一緒してくださるわけではありません。)

ついては、スタッフの目が届かないところで、お菓子を食べさせるか、食堂にいる時に限ってお菓子を食べさせるか、家族で決めてほしい…

と言われました。

部屋で食べさせてもいいなら、家族から一筆書いてほしいと。

 

確かに父も弱ってきているので、誤嚥の可能性は年々増えてきています。

しかし、だからと言って、その都度、食堂でお菓子を食べるのもねぇ。

いちいち車いすに乗って行かなければいけないし、

(車いすに乗るのも大変しんどい行為です)

また、お菓子を食べるためにわざわざ

車いすに乗せて、食堂に連れて行って。」

と、頼むことは父にはできない相談だなと思いました。

 

が、取り合えず家に持ち帰って、兄妹で相談のうえ、お返事することに。

 

兄妹で出した結論は、やはり私が考えた通り。

 

 

お菓子の楽しみは奪えない。

が、食堂にいちいち連れて行っていただくのも、父は面倒くさがるだろう。

だから、お部屋で、お菓子を食べてもいい事にしていただこう。

 

但し…

飴だけは、部屋で食べないように。

 

少しは、好き嫌いがなくなってくれるといいのですけれどねぇ。

私もお菓子をよく食べますが、私以上だもの。

 

 

 それにしても、体の機能が弱るという事は、日頃の楽しみがダイレクトに命の危険にかかわってくることもあるのだと思うと、なんだか考えさせられた出来事でもありました。

 

父に長生きしてもらいたいのは言うまでもありません。

 

しかし、長生きしてもらうためには、何かしら、楽しみも奪うこともある。

その、楽しみを奪ってまで、本人は前向きに長生きしたいと思うかどうか。

 

そこら辺を調整しながら、毎日を過ごして貰うことになるのですね。

 

 

後日、個人のお部屋でもお菓子を食べさせていただきたいと、一筆書いたのは言うまでもありません。

 

因みに、父は自主的に、大好きなグミも食べないことにしたとのこと。

差し入れたグミを、そのまま持って帰りました。

 

 

 

今日も…日日是好日

 

 

p.s.

 

この記事は、ゴールデンウイークの前に書いていた記事で、この度、コロナの急増で、またまた面会が出来なくなってしまいました。

 

面会も父の楽しみのひとつ。

 

はやく、コロナが下火になることを、願うばかりです。

 

 

奈落の底から這いあがってきた女

今週のお題「下書き供養」

 

 

すみません。

またまた、先週のお題で投稿です。

 

投稿を一旦あきらめ没にした下書きを、復活させて投稿します。

どうして没にしたのかって?

それは、最後に…。

 

 

………………………………………………………………………

 

 

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私は、奈落の底に落ちたことがあります。

 

そして、そこから、這い上がってきました。

 

今日は、どうやって這い上がってきたかを書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は…

 

 

 

 

実は…

 

 

 

 

3月下旬に博多座バックステージツアーに行ってきました~!!

 

博多座とは、平成11(1999)年に開業した九州最大の演劇用の劇場で、福岡市にあります。

 

博多座バックステージツアーでは、博多座の裏方見学、舞台装置の説明をしていただきました。

 

 

 

 

 チケットは、オンラインでの販売。

この時は、第2弾の開催だったのですが、人数制限もあり、あっという間にチケットが売り切れるので、チケットの販売日はパソコンを2つ起動させて、発売の始まる10時にスタンバイしていました。

 

おかげさまで、運よくチケットをゲット。

 

家族で、行ってまいりました。

 

 

博多座の入り口。

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この日は、お芝居がありません。

1日に何回か、バックステージツアーが開催されていました。

時間は30分。

一人1500円なり。

私達は、お昼の部の見学をしました。

 

 

 

中に入ると、ホールの中でスリッパに履き替え、最前列中央の客席に座って注意事項を聞きました。

ところで、この正面の真ん中を中心とする席はオーケストラピットといって、オーケストラの人もここに座るのですって。

この席は、上下に昇降できる席でした。

 

 

それから、写真の階段を通って ↓

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ステージに上がります。 

 

 

 

 

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 ステージから、客席を見ると意外にも狭く感じます。

顔をちょっと動かしただけでも、充分右から左に視線を移すことが出来ました。

 

上方の席からも、しっかり見学することが出来ます。

客席は約1500席あるそうです。

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直近の公演が、歌舞伎だったので、まだ提灯がつるされています。
 

 

ステージの上のスポットライト。

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このライトを使って、朝や昼、夜の時間なと、背景を調整します。

大小あわせて、400個くらいはあるそうですよ。

 

 

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 因みに、客席の後方にもライトが…。

 

この他、引幕(左右にひいて開閉する幕)の開け閉めは結構技術がいるとか、スピーカーの工夫ほか、諸々の道具、機械についての説明がありました。

例えば、スピーカーは、役者さんの声が一番よく響くように。

(役者さんの声も高音、低温があるとのことで。)

また、効果音は舞台のどの方向から音を出すとか、調整をしているそうです。

 

ステージの造りや機器の説明の後、一旦ホールを出て控室見学をしました。

ホールは4階。

控室の1回まで、階段で降りていきます。

 

控室は、全ての部屋を見せてもらえるわけではありません。

しかも、撮影禁止です。

 

まず、博多座への、役者さん専用の出入り口から。

いわゆる、この出入り口の外で、ファンが出待ちをしたりします。

今回、その内側を見学しました。

出欠表や、このご時節、しっかりと消毒液があって笑ってしまいました。

役者さんと言えども、特別扱いでないのですね。

 

控室は、お化粧ができるように、鏡と椅子が備え付けられています。

大体、絨毯だったけど、ちょっと大きい部屋は畳の部屋もありました。

 

 

 

 

そして、機械室みたいなところへ通されました。

 

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この写真、なんだか分かります?

機械室みたいなところに板があって、そこに乗ったら、その板が上へ上へと上がっていくのです。

その途中から、下を見た写真です。

 

もう、お分かりですね。

そうなんです。

 

この機械室みたいなところは奈落。

仏教用語で地獄の意味。

転じて、ステージの下の空間ですね。

 

板は、奈落からステージへ上がる迫り上がり(せりあがり)の板だったのです。

 

そう。

奈落の底である1階から、迫り上がりの板に乗って、4階まで上がったのです。

客席がはだんだん見えてくると、なんだか自分も役者になった気分!!

(タイトルの様に、這い上がったわけではございません。悪しからず…。) 

 

 

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 最後の、撮影タイムに記念撮影を。

迫り上がりの板が、赤い線で囲まれていますね。

 

 

 

劇場を出るときに、振り返って撮ったステージ。

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あのステージの上に登らせていただいたのですよ~。

 

博多座バックステージツアーは、30分程度で終わりました。

駆け足の解説で、少々消化不良だったけど。

今度お芝居を観るときは、迫り上がりの板を見て、

あ~、あの機械室(いわゆる奈落の底…笑)から上がっきたんだ。

と、また見る目も変わってきそうです。

 

あ~、さっそく何かお芝居をみたいなぁ~。

 

 

 

最後に、博多座のアクセスについて、載せておきますね。

 

 (途中、バス停が多いからでしょうか。天神からバスと徒歩の所要時間が一緒…笑)

 

 

今日も…日日是好日

 

 

 ………………………………………………………………………

 

 

 

という、記事でした。

 

おどろおどろしい書き出しで読者の皆様を惹き付けて、興味深い記事にしたかったのですが…。

いざ書いてみると、写真が少なすぎる。

許可された短い時間と場所でしか写真を撮ることができず、多々ある装置の説明などもあまり覚えていなくて、具体性が全くありません。

 

下書きのまま没決定…の記事ではありましたが、せっかくのお題でしたので、あまり形をなしていませんが、できる限りの手直しをして、投稿することにしました。(笑)

 

このような記事を、最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 

 

因みに、下書きのまま没にしようかどうか、もしくは既に没にして消去した記事は、まだまだ多々あります(笑)

 

 

では、改めて…

 

今日も…日日是好日

  

学生の国民年金保険料の、お得な納付の仕方を紹介します!!

 

1・はじめに

先日、20歳になったばかりの娘に早速、国民年金の申込書が送られてきました。

 

私達の若かりし頃と違って、今は学生時代から、年金保険料を払うようになっています。

もっとも、払えない場合は、届け出ると納付の猶予期間を設けてくれます。

 

娘の誕生日が過ぎて、ほどなく送ってきたのがこれ ↓

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3月分の納付書(誕生日が3月)と、4月からどのように納めるかを申請する紙が入っていました。

 

直接払うのもよし。

口座引き落としもよし。

そして、最近はクレジットカードで払うこともできるのですね。

 

そして、毎月払うか、6か月ごと、1年ごと、2年ごとにまとめて払うのか選ぶようになっていました。

 

2.銀行での手続きと、ちょっとした行き違い

 

 そもそも、学生は学校の授業に出て、人によっては下宿もして、時々アルバイトもしています。

 

それなのに、授業料も、下宿代も、生活費も自分で賄える人がいると、お役所は思っているのでしょうか…。

 

結局は、年金保険料の納付なんて親が立て替えなければいけないじゃないの…。

 

 

ぶつぶつ思いながらも、銀行に、3月分の納付書と、これからの支払い方法の申請書を持っていって、手続きをしました。

 

我が家は、出世払いという事で、年金保険料は親が立て替えて払っております。(苦笑)

 

 

 

ところが…

 

銀行で手続きをして1週間もしないうちに、今度はこのような封筒が送られてきました。  ↓

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(開け方が雑なのは、ちょっとだけ目をつぶってくださいね。)

 

中は、3月からはじまり、さらに、この4月以降の各月ごとの納付書が。

 

ええっ~~~~~。

どうなっているの~~~。

払い込んだばかりなのに~~~。

 

よく分からないから、電話をすることにしました。

ええと…電話番号は…

日本年金機構は…

0570-………………

 

これって、ナビダイヤルだよね。

電話をかけた人が、お金を払うんだよね。

しかも、待たされたら結構な金額だよね。

固定電話は、ないのかしら。

 

他に電話番号がないので、ホームページを見る事にしました。

 

しかし、

ご質問はチャットでどうぞ…。

と、書いているにもかかわらず、質問をしたら、

文章を変えて、もう一度質問して下さい…。

と出てきます。

 

30分の格闘の末、疲れ果て、意を決して、やはり電話をかけることにしました。(苦笑)

 

案の定、

電話が大変込み合っているので、時間をおいてかけ直してください…

との音声案内が。

 

あ~あ、どうしよう…

と悩んでいるうちに、運よく繋がりました。

 

2枚目の封筒は、行き違いで送ったものだから、気にしなくていい。

さらに、3月分の納付は確認したが、納付方法の申請書については、まだ確認できていない、と言われました。

「申請書を受け取ってもらえたか、いつ確認できるのですか~?」

「分かりません。」

「1か月後?」

「分かりません。」

「2か月後?」

「分かりません。」

「だって、申請書を受け取ってもらえたか、心配なのですよ。

じゃあ、1年後に問い合わせれば、いいのですか、それとも2年後?」

「いやいや、2か月たって何の連絡もなかったら、もう一度問い合わせてください。」

 

最初に2か月後?

って、訊いたじゃない…。

プンプン!!

 

 

 

今後の納付の仕方を確認してもらった時点で、本当の意味での申請は終わりですね。

簡単そうで、尾をひきます。

 

 

3.前払いだと、国民年金保険料の納付額の割引がある

 

では、お得な納付の仕方はないのでしょうか?

 前置きが長かったのですが、これから本題に入ります。

 

 

先ほど書きました前払いが、お得につきます。

毎月納付より6か月まとめて、6か月まとめてより1年まとめて、1年まとめてより2年まとめての前払いが、お得です

どれだけ得になるかと言いますと、令和3(2021)年度は、

 

口座振替による保険料と割引額

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 ( )内が毎月納付と比較した割引額

 

 

現金及びクレジットカードによる保険料と割引額

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( )内が毎月納付と比較した割引額

 

引用:日本年金機構ホームページより

 

 

まとめて払えば払うだけ得になる、ということですね。

 

4.親が国民年金保険料を立て替えると、親の所得控除対象となる

 

更に、お得な払い方は、まだあります。

 

国民年金保険料の納付は、所得控除の対象となっています

 

という事は、親の扶養範囲内の子どもについて、親が代わりに子どもの国民年金保険料の納付をすると、それは、親の所得控除の対象となります

 

ですから、国民年金保険料の納付を猶予してもらわなくて済むのなら、親が代わりに支払うことをお勧めします。

 

もちろん、所得によって戻ってくる金額は違います。

 

が…

 

とにかく、節税できます

 

そして、これも、

半年より1年、1年より2年をまとめて前払いした方が、節税効果が高くなります

 

 

 

5.結びにかえて

 

いかがですか。

できる事なら、お得に国民年金保険料を納付したいものです。

 

我が家の場合、還付分を差し引いた金額を前述のように、子ども達に出世払い、という事で納得してもらっています。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまでも   あると思うな   親のすね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も…日日是好日