語学アプリ デュオリンゴの一部分
- はじめに
- 1 基本アプリ ハローチャイニーズ
- 2 基本アプリ デュオリンゴ
- 3 基本アプリ スーパーテスト
- 4 単語アプリ HSK公認単語トレーニング
- 5 リスニングアプリ 中国語耳ゲー
- 6 辞書アプリ 手書き辞書中文
- 7 ラジオ講座 まいにち中国語
- おわりに
はじめに
皆さん、こんにちは。
今回は、中国語を一から始めた私が中国語の検定試験であるHSK2級(大学の第2外国語を専攻して、1年間勉強した程度の難しさ)を受けるまでの勉強法を、ご紹介したいと思います。
中国語を勉強しようと思った時に考えたのが、
① お金をかけない
語学を勉強するにはとかくお金がかかるイメージがあります。
主婦である自分は、とにかくお金をかけたくなかった…。
② 片手間で勉強できる
だんだん集中力が鈍ってきて長時間の勉強は苦手だから、効率の良い勉強をしたい。
③ モチベーションを維持する
楽しみながら勉強したい。
今回ご紹介するのは、この様なことを考えながら行った勉強法です。
この記事が、中国語だけでなく、語学を勉強しようとする方にとって、こんな勉強の仕方があるんだと参考になれば幸いです。
ただ、とにかく早く上達したい方には、向いていない勉強法かもしれません…。(笑)
中国語を勉強したいなと思ったのは、ちょうど一年前です。
私の住んでいる福岡は中国や、韓国、その他のアジア人が結構身近に感じられるようなところです。
また、自分は東洋史や、漢詩が好きだったので、語学なら中国語をしてみよう、何か役に立つかもしれない、と思ったのがきっかけです。
しかし、まだまだコロナも流行っているので、教室には通いたくない。
できるだけ在宅で勉強したいと思っていました。
そこで、語学と言えば、すぐ思いついたのが…皆さんもおなじみのNHKの語学講座。
だけど、哀しいかな。
中国語講座は4月スタートなのです。
仕方がないので、インターネットでお勧めの本を探すことにしました。
最初お勧めの本を探していたのですが、なぜかオンラインで勉強できるアプリにたどり着いてしまいました。
しかも、それらのアプリは、大部分は、ゲーム感覚で楽しく勉強できる、しかも隙間時間でできる、といううたい文句のアプリがほとんど。
そこで、これらのアプリを中心に、勉強することにしました。
ほとんどが無料アプリです。
けれども、無料と言ってもそれはある程度までで、内容が高度になったら有料、もしくは一定時間を超えたら有料、文法だけ有料などなど、限定付き無料ばかりでした。
その中から私が選んだアプリが、まずこれです。
1 基本アプリ ハローチャイニーズ
とにかく、楽しく勉強出来て入門者、初心者におすすめです。
発音、文法も丁寧で、すんなりと中国語の世界に入って行くことが出来ました。
イラストあり、効果音ありで、楽しく勉強できたのですが…一定のレベルまで進むと、有料の教材が多くなり、その時点で退会しました。
それでも、数か月は、このアプリで勉強しました。
引用:ハローチャイニーズ公式ホームページより
2 基本アプリ デュオリンゴ
ハローチャイニーズを退会して、次に利用したのがデュオリンゴです。
このアプリは、優れものです。
私が、一番多く勉強時間を費やしたのがこのアプリです。
デュオリンゴについては、こぴちょあさん(id:copichoa )がブログで、このアプリの楽しさを喜怒哀楽を交えて、興味深く紹介していらっしゃっていたので、ぜひ使ってみたいと思っていました。
こぴちょあさんのデュオリンゴについての直近の記事です。 ↓
そして、親しくさせていただいているちまりんさん(id:chimaring)も、デュオリンゴで勉強なさっていらっしゃるのですって!!
ちまりんさんのデュオリンゴについての直近の記事です!! ↓
仲良しのブロ友さんが一緒に頑張っているから、とても励みになりました!!
さて、このデュオリンゴのアプリについてですが、語学を勉強する人にとっては、メジャーなアプリなのではないでしょうか。
このアプリの一番いいところは、CMさえ見れば、無料で最終コースまで進めることです。
中国語の最終コースは、今のところ単語が1000字+αくらい出てくるようです。
また、このアプリを使っている世界中の人と友達になったり、競争したりして、モチベーションを上げることが出来ます。
さらに、このアプリは中国語だけでなく、色んな語学が勉強できるようになっていて、
実はわたしもせっかくだからということで、英語を一から勉強しています。
因みに英語のカリキュラムのほうが、中国語よりはるかに充実しています。
英語のカリキュラムをマスターしたら、英検準2~2級くらい語学力が身に着くと書いていたサイトがありました。
短所もあります。
短所は、文法の説明がないこと。
文法は、よく似た文章がたくさん出てくるので、法則を自分で見つけてね、という事でしょうか。
曲がりなりにも、最初ハローチャイニーズから始めてよかったです。
ハローチャイニーズは、文法の説明が丁寧です。
デュオリンゴは、ハローチャイニーズですこし中国語に慣れてから、始めることをお勧めします。
この講座については、後述しますね。
引用:デュオリンゴ公式ホームページより
3 基本アプリ スーパーテスト
ハローチャイニーズやデュオリンゴに似ているけど、面白味というか、ゲーム的要素が全くありません。(笑)
そして、基本の勉強は、一日5分勉強したら、もう先にすすめなくなります。
ただ、HSK試験に特化した勉強ができます。
しかも、基本のカリキュラム以外なら、単語だけとか、リスニングだけの項目や、HSKの過去問3回分、模擬テスト3回分などが時間制限なしに勉強できます。
もっとも、過去問、模擬テストの無料は、SNSで紹介した場合に限られます。
このアプリの優れているところは、とにかくリスニングが充実しているところです。
試験が近づいたら、このアプリのリスニング部分を繰り返し聞いていました。
引用:SuperTest公式ホームページより
4 単語アプリ HSK公認単語トレーニング
私が、唯一課金したアプリです。
HSKの各級ごとに、出てくる単語と、例文が網羅されています。
私の学生時代のシケタン(あ~、わたしの歳が分かる~…(笑)を、音声付きアプリにしたものと思っていただければいいです。
そうそう、いまどきは、キクタンなるものがあるそうな。
課金は、たとえば、1級(158語)480円、2級(207語)480円、3級(343語)650円でした。
本を買えば、各級1000円を下らないことを考えれば、アプリは格安です。
HSK公式なので、各級のテストにおける単語のカバーもばっちり(なはずです)
因みに、デュオリンゴを最後まで進めて1000文字+αのカバーが出来るので、HSK3級までなら、単語数だけでいうとデュオリンゴだけでクリアできるのですが、このアプリで試験に沿った単語が羅列されているのは心強いです。
このアプリも、試験1ヵ月を切ってから、ひたすらBGMのように聞き流していました。
引用:SPRIX公式ホームページより
5 リスニングアプリ 中国語耳ゲー
中国語の発音は独特です。
おなじ、「マ」の発音でも、上がったり、下がったり4つの発音があります。
また、「~n」と「~ng」は、日本人がぼ~っと聴いたら、どちらも「~ん」としか聞こえません。
しかし、微妙な発音の違いがあります。
このような、発音聞き分けのトレーニングアプリです。
中国語に耳を慣らすためにはお勧めのアプリです。
しばらく、さぼっていると、聞き取れない発音が多くなるので、そういう意味でも重宝しています。
6 辞書アプリ 手書き辞書中文
中文とは、中国語の事です。
中国語は、簡体字など、日本語では使わない漢字も多いので、検索するのが大変です。
しかし、この辞書があれば、分からない漢字を手書きで検索して調べることが出来ます。
収録単語数が若干少ないとのことですが、わたしのような初心者にとっては、まったく問題ありません。
収録してない単語があれば、そのままその文字がオンラインに飛んでいくので、そこで検索できます。
人に聞くことが出来ない独学では、このアプリも重宝しました。
引用:Google Play より
(公式ホームページを見つけることが出来なかったので、Google Play から引用しています。App Storeにもあります。 )
7 ラジオ講座 まいにち中国語
最後に、アプリではないけど、私が毎日聴いているNHKのラジオ講座をご紹介したいと思います。
そもそも、ラジオ講座を中心に勉強したいと思ったのですが、中国語を始めたのが1月だったので、新しく開講する4月まで待って、ラジオを聞き始めました。
昔ながらの正統派の番組ですが、中国語の先生が解説してくださるという事もあり、とても役に立ちました。
特に、文法がカバーできます。
半年で、一通り終わるのですが、当然1回聞いただけでは追いついていけず、最後の1~2ヵ月は聞かずじまいでした。
今、2巡目を聞いているのですが、こんな私でも4月に聞き始めたことには分からなかったことが、少しずつ分かることが増えてくるから不思議です。
とはいっても、本当に少しずつなので、2巡目でも、このラジオ講座のレベルはマスターできません。
だから、来年も聞こうと思います。
このテキスト代は…もちろん…有料です。(笑)
引用:NHK公式ホームページより
おわりに
いかがでしょうか。
私が使った教材を書きだしてみました。
アプリで一番使用したのが、デュオリンゴです。
デュオリンゴは、HSKのテストとは関係ないけど、楽しく勉強できるカリキュラムでした。
ただ、単語を除いて、私が今回受けたHSK2級が、文法としては限度のレベルかなぁ、とも思っています。
しかし、前述のように収録単語数は1000字を超え、楽しく勉強して、気が付いたら、単語もこんなに覚えていたという、ありがたいアプリなのです。
だから、最後までカリキュラムを終えた今でも、単語数がそれなりにあるので、覚えた単語を忘れないよう復習するするのに重宝しています。
次は、HSK3級を目指して頑張ります。
今度はさすがに、アプリだけでは心許ない。
紙のテキストも、使おうと思います。
また、中国語の学習については、YouTubeでも、たくさん発信されているみたいなので、こちらの方もちょっと検索してみたいと思います。
因みに、語学に限らず、いろいろな資格の勉強のための無料の学習アプリは、結構あるみたいですよ。
「この資格、取りたいけどどうしようかな?」
と思われる方は、この様なの無料アプリがあるならば、ちょっとだけ試してみて、
「うんうん、もっと勉強したくなった。」
と思ったら、本格的な学習方法を検討されたらいかがでしょうか。
最初から通販とかして高額なお金を払って、ギブアップしたら高くきますものね。(笑)
今日も…日日是好日。