泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

中国語検定HSK2級の受験レポート…中国語初心者が頑張りました!!

水鏡天満宮の紅梅が、早くも咲きだしました。

福岡市の繁華街である「天神」は、この天満宮に由来すると言われています。

 

 

 

 

さて、昨年12月に、中国語の検定試験HSK2級を受けました。

 

今回はその試験についてのレポートです。

 

中国語の検定試験は、中検(いわゆる日本の中国語検定)、HSK試験(中国政府公認の検定試験でリスニングと筆記)、HSKK試験(中国政府公認の検定試験で会話)をはじめ、まだまだ多岐にわたります。

 

で、私が選んだのがHSKの試験です。

HSKは、宣伝通りなら、中国語の検定試験の中で、一番人気のある検定試験だそうです。

 

はじめは、中検もいいなぁ、と思っていたのですが、HSKの方がしょっちゅう開催されていて、思い立ってから比較的早く試験が受けられることから、こちらを選びました。

 

で、このように2級って書くと、さぞかし上級でしょうね、と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

 

実は、HSKは中検と逆で、1級、2級…と難しくなっていくのです。

なので、私が受けた2級は下から2番目で、大学生が、第2外国語で1年間勉強して受けるくらいのコースだそうです。

 

 

因みに3級まで、初心者コースと言われています。

 

HSKの試験の申し込みは、オンラインの公式サイトに登録して申し込みます。

 

www.hskj.jp

 

申し込んだら、試験の10日前に、受験票と会場の案内が自分のマイページに届きます。

 

その後は、鉛筆や、身分証明書などを用意して、当日に備えます。

 

 

私が受けた会場は、九州大学大橋キャンパス。

昔の九州芸術工科大学(こういうネーミングの方が馴染んでいると言ったら、私の歳が分かりそうですね…笑)で、今は九州大学の芸術工科学部があります。

 

会場へは、電車で行きました。

 

 

西鉄大牟田線のこんな電車に乗って…

 

 

 

 

最寄りの大橋駅で下りました。

 

大橋駅から九州大学大橋キャンパスまでは、歩いて約10分です。

 

え~っと、行き方は…

あっ、簡単簡単。

大学は、大通りのすぐそばにありました。

 

 

 

朝9時半からの試験で、40分前には会場へ到着。

朝は寒かったので、厚着をしてきて正解でした。

 

会場に着いたら…

 

まだ、建物の中には入れません。

既に、外で待っている人もちらほら。

 

 

皆さん、参考書を見たり、イヤホンをつけて口を動かしていたりしていました。

 

かくいう私もベンチに腰を下ろして、イヤホンをつけてリスニングのおさらいをしていました。

 

待つこと20分くらい?

 

寒さが身に染みるなぁ、と思いだしてきたとき、やっと建物に入ることが許可されました。

 

カイロを持っていって正解!

 

 

午前中は、2級と4級と6級の試験があります。

 

それから、受験票、身分証明書の確認があり、いよいよ教室の中へ。

 

外で待っているときは、大学の大講義室のような備え付けの長机長椅子で、隣の人と間隔を置いて試験を受けるものと思っていました。

 

けれど、実際は高校の教室みたいに、普通に持ち運びができる机と椅子に座っての受験でした。

 

ただ、机も椅子も白を基調としたものでお洒落でした。

さすが芸術と名の付く学部の教室です。

 

 

周りを見渡すと、大学生か、もしくは彼らとほぼ歳が違わないだろうな、と思われる社会人と思しき人ばかり。

 

彼らをどんなに、若作りしているんだと思い込もうとしても、私が一番年上の様でした。(笑)

 

おそらく、私くらいの年齢の人は、初心者コースなどとっくの昔にクリアしているんでしょうね。(笑)

 

ところが、最後に

「間に合いますか。」

とどたばたと入ってきた人は、白髪頭のおじいさん。

 

おぉっ、と思い、なんだか嬉しくなっちゃいました。(笑)

 

その後、テストが始まります。

 

試験を受ける前、オンラインの過去問を解いていたので、試験の流れは大体つかんでいました。

 

 

まず、試験監督者が、教壇に置いてあるCDプレーヤー?カセットデッキ?を押して、

「後ろの席の方、聞こえますか?」

と言われる。

 

そう、はじめにリスニングの試験がありました。

リスニングは、この、CDプレーヤーから流れる文章を聞き取るのです。

 

問題用紙を開いたら…

 

あれ?

 

音声にふさわしい写真を選ぶのですが…

 

問題用紙に張り付けてある写真が、全部モノクロ。

はっ???

 

家で、過去問を解いていた時は、写真はカラーだったのに…。

 

もっとも、問題用紙が西洋紙?ざら版紙?に印刷されているので、考えて見ればモノクロで当たり前なのですが…。

何だか勝手が違うなぁ、と思いながら解いていました。

 

あまり考える暇がなくて、次から次に、問題が流れていきますので、分かろうが分かるまいがキーワードとなる単語を参考にえいっ!と、答えに印をつけます。(苦笑)

 

 

リスニングが終わると、次はリーディングです。

 

リーディングは、日本人なので、外国人に比べて漢字を日常的に使用している分だけ、アドバンテージがあります。

(問題は、世界共通らしい…)

 

だから、私もそうですが、皆さん、かなり早く解き終わったみたい。

(一番後ろの席だったので、皆さんの様子がよく分かるんです…笑)

 

マークシートなので、一問ずつずらしてマークしてないかなど、確認しているうちに試験は終了。

(リスニングについては、見直ししたくてもできないので、そのままです…笑)

 

そして、問題用紙は回収されました。

 

時間は50分くらいで、あっという間。

 

これで、この勉強の一年の締めくくりが無事終わりました。

 

たった50分の試験でしたが、この日はどっと疲れて、家へ帰っても何もする気がせず、映画を観たり、大好きなナンプレをしたりして、遊んでばかりでした。(笑)

 

大学から帰る途中で、駅の裏側に飾っていたクリスマスツリー。

もう今の時期では、すごいタイムラグを感じます。(笑)

 

 

 

 

 

さて、この一年間を振り返ってみると…

 

中国語の学習は、最初、家事やアルバイトの合間合間にちょろちょろっと勉強していたので、亀の歩みのような進度でした。

 

それでも、一年近く勉強したら、さすがにちょっと腕試しをしてみたくなりました。

 

 

だから、実際に真剣に取り組んだのは、最後の1か月間くらいでしょうか。

 

リスニングに弱かったので、最後の1か月間は、音声の例文をBGMのように一日中聞きながら、家事をしていました。

 

 

 

さぁ、結果も上々だったし、今度は、もう一つ上の級である3級に挑戦しましょ!!(宣言!!)

 

 

次回の投稿は、この一年、どんな教材で勉強したか…

私がしたストレスレスで、楽しい勉強法を書きますね。

 

 

今日も…日日是好日

 

 

P.S.

 

オンラインで送られてきた合否通知の一部です!!

紙の通知は、2月に来るそうです。