泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

ミュージカル「ローマの休日」を観て…これってやっぱり悲恋?!

 

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ローマの休日」のチラシ

 

今日は、1月に見てきました東宝のミュージカル「ローマの休日」についてのお話をしますね。

 

ローマの休日」を見に行った日はとても寒い日でした。

 

しかもこのミュージカル、代理の代理で見に行ったのです。

そもそも、このお芝居のチケットは娘の友達が見に行くつもりだったのが、アルバイトがあったのを思い出して、行けなくなったから…と言われて娘が譲り受け、さらに娘がその日から大学のオンライン授業があることを土壇場で思い出して…

 

ということで、まわりまわって私が見に行くことになりました。(笑)

 

 

前述のように、その日はもの凄い寒波がやってきていました。

本来ならば、家に出るのも億劫…

というような日でしたが、私の今年の目標として

 

家に閉じこもらない!!

 

まぁコロナのご時節、世の中の動きに逆行するようですが…

 

だから、ほどほどに…

なのですが、そういう目標を実行するべく見に行ってまいりました。

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吹雪いているのが分かりますか?えっ、大したことないって?!

 

 

 

 

ローマの休日」と聞けば、皆さんがご存知なのは、オードリー・ヘプバーンが主演の映画でしょう。

相手役のグレゴリー・ペックも主演です。

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スペイン広場でのシーン 映画『ローマの休日

引用:ウイキペディアより

 

 

私も、映画は何度も見たことがあります。

 

あらすじはご存知の方が多いと思いますが、ネタバレにならないよう簡単に申しますね。

 

とある国の王女様(アン王女…映画ではオードリー・ヘプバーン)がヨーロッパを親善訪問します。

ローマを訪れた時に、過密スケジュールに疲れ、嫌気がさして、夜中に宿泊している大使館を抜け出してしまいます。

そして、夜の街中で寝込んでいる時に、新聞記者(ジョー・ブラッドレー…映画ではグレゴリー・ペック)と出会います。

表面上お互いの身の上を隠していますが、翌日ジョーは出会った女性がアン王女ということに気がつきます。

彼は、最初は王女様のスクープをとるつもりで、ローマ観光の案内人をかって出るのですが、そのうち2人は恋に落ちていきます。

しかし、アン王女は王女としての職責のため、ジョーと別れます。

映画のラストシーンは、記者会見の場からグレゴリーペックが1人歩いて会見の場から離れていく…。

そういうシーンで終わっていましたね。

 

ざっと、あらすじを思い出したところで、ミュージカルの話にしましょう。

 

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博多座」入口

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当日のキャスト、諸々


 

ミュージカルのあらすじは、映画と大体一緒です。

しかし、映画に比べて、ストーリーはところどころカットされていました。

 

さらに私自身も、雪のため早めに家を出たにも関わらず、バスが来なくて、最後に走って疲れたためか、有名なアイスクリームを食べるシーンで、ちょっとウトウト。

 

気がついた時は、このシーンが終わっていて、ショック~~~~。

 

娘には絶対言えない…。

 

 

 

 

さてさて、お芝居のいいところは、映画に比べて人物が立体的に見えるということでしょうか。

 

自分が、その場にいるようなリアルな雰囲気が感じられたのがとても良かったです。

 

また、モノクロの映画では、良く分からなかった衣装の雰囲気が具体的に分かって、嬉しかったです。

最初のダンスのシーンのドレスなんか、キラキラ輝いていて…お芝居だから、ライトもいっぱいで…本当に綺麗でしたね。

 

 

 

登場人物については、映画に比べてアン王女がとてもハキハキしていました。

元気のいい王女様って感じでしたよ。

この王女様なら、夜中に大使館を抜け出すのもありかしら。

そして、歌声が劇場によく響いて心地よかったです。

 

脇役のカメラマンは、映画と同じくやっぱりお人好しでしたね。

 

同じストーリーでも背景とか曲が違うと印象が全然違ってきます。

映画は悲恋?という感じでしたけれど、ミュージカルはあまり悲壮感はありませんでした。

ラストシーンは、映画と同様、感動しました。

王女様が、毅然として人間が一回り大きくなったような。

恋を引きずることなく、前向きな印象を受けました。

 

残念なところは…バイクに乗るシーンです。

景色を映像でながすのですが、景色の移り変わりが速いのと、ちょっと暗めで、ローマの休日と言うわりには特段ローマだなぁ、という雰囲気が感じられませんでした。

スピード感を出すため、景色の移り変わりを速くするのは仕方がありませんが…。

 

これなら、どこの休日でもいいんじゃない…。(笑)

 

 

 

 

 

 

音楽については…

実は見に行こうかと思ったもう一つの理由は、音楽については大島ミチルさんが作曲していたからです。

 

オーケストラの生演奏を聴きながら観るのは、迫力がありましたよ。

映画とは全く違う曲に乗せて、同じストーリーを演じる。

ラストシーンの悲壮感が感じられなかったのは、そのせいかも(笑)

 

 

ミュージカルは、やっぱり歌って踊ってが楽しいんですよねぇ。

 

また、見に行きたいなぁ。

 

 

ところで、お客さんはと言うと…

なかなか密でした。

 

前回、「マンマ・ミーア」を見に行ったときは、一つおきの席に各自座ったけれど、今回は普通に座らされました。

 

感動で、頭はいっぱいだったけど、

それはそれ。

これはこれ。

 

家に帰って、より念入りにうがい、手洗いをしたのは言うまでもありません。(笑)

 

 

娘のお友達さん、娘よ、どうもありがとう。

思わぬプレゼントでした。

(でも、自分のスケジュールはちゃんと把握しておこうね。)

 

 

最後に、YouTubeにプロモーション映像がアップされているので、参考までに載せますね。

雰囲気がお分かりいただけたら幸いです。


【90秒Ver.】ミュージカル『ローマの休日』プロモーション映像(舞台映像)

引用:YouTubeより

 

 

 

今日も…日日是好日

 

p.s. 1

よろしければ、過去の、お芝居の記事もどうぞ。

 

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

p.s.2

ここ一週間、地震や暴風雪など、自然災害が続けざまにやってきています。

被災されました方々に、お見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈りいたします。