泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

のんびりまったり鹿児島の旅(前編) 指宿編

 

3月に、娘の大学卒業を記念して、鹿児島に旅行に行きました。

今回は、JR九州の「みんなの九州きっぷ」を使って行きました。

遅ればせながら、その話をしたいと思います。

 

JR九州の「みんなの九州きっぷ」は、土日祝日限定で、新幹線を含めて2日間JR九州の電車を乗り放題と言う企画です。

 

九州全域だと12000円、北部九州だけだと6000円と言う破格の安さです。

 

前回、兵庫、岡山へどこでもドア切符で旅行した話をしましたが、そのJR九州バージョンと思っていただけたらいいと思います。

 

前回は、強行日程でもあったので、今回はのんびりしようという事で鹿児島だけの旅行となりました。

前回の旅のお話 ↓

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

で、結局のんびりできたのかなぁ(笑)

 

ともあれ、出発しましょう。

 

朝8時半のみずほに乗って、出発です。

出発から、比較的ゆっくりです。

 

熊本駅で、一人暮らしをしている次女と落ち合います。

 

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そうそう、この日の予定は、指宿まで行って砂風呂に入る…それだけです。

ねっ、ゆっくりでしょう。

 

鹿児島県の地図(一部分)で、ざっくりご紹介

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 ①桜島  ②長崎鼻  ③開聞岳

 

 

さてさて新幹線は速い。

ノンストップで1時間半くらい。

あっという間に、鹿児島に着きました。

そして、鹿児島中央駅から特急「指宿の玉手箱」…略してIBUTAMAに乗って、指宿へ向かいます。

IBUTAMAは運行10周年で、写真撮影や、車内を浦島太郎と亀さんが巡回していました。

 

 浦島太郎と亀さん

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 亀さん、めちゃくちゃかわいいです。

電車を降りるときは、もう飽き飽きしたようなお顔でした。(笑)

 

 

娘が IBUTAMAと記念撮影 

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指宿行きは、私のリクエストでした。

私が指宿に行きたかった訳は、砂風呂に入りたかっただけではありませんでした。

薩摩富士と呼ばれる開聞岳を見たかったからです。

 

指宿駅について、駅の観光案内所で、

「どこから、開聞岳は見えますか?」

と聞くと、指宿駅と砂むし会館(ここで砂風呂に入る予定でした)の往復では開聞岳は見ることが出来ないとのこと。

 

がっかりしていると、タクシーを勧められました。

2時間コースで、長崎鼻西大山駅を廻って、いつもは8000円が鹿児島宿泊の方なら3000円で行ける!!

 

素早く計算します。

3000円を4人で割ると一人750円かぁ。

ここまで来て、開聞岳が見られないのもね…。

 

よし、決定。

「タクシーにしようと思いますが、このタクシーに乗って、砂風呂入って、3時のIBUTAMAに間に合いますか?」

 

現在、11時。 

IBUTAMAは、往復合わせて一日6便。

とにかく便数が少ないのです。

ラストの3時台の便に間に合わなければ、鹿児島市内まで特急では帰れません。

 

砂むし会館で降ろして貰えれば間に合いますよ、

と言われ、タクシーに乗ることにしました。

 

まず、訪れたのは、長崎鼻

私は、中学生の時の修学旅行で訪れたことがあります。

ここでは、開聞岳東シナ海が一望できます。

 

因みに、指宿では菜の花の満開は1月中旬だとのこと。

やっぱり南国だわぁ。

 

 東シナ海と、きれいな円錐型の開聞岳

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開聞岳はパワースポットでもあるそうですよ。

 私は、中学生の時の修学旅行以来の訪問です。

 

 

南側に、目を転じて…。 

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東シナ海雄大ですね。

 

 

 長崎鼻灯台

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 この時は、人がほとんどいなかったけど、いつもは外国人が多いそうです。

だからか、意外にも、あまり観光地化されていないような気がしました。

こんなことを言ってははいけないけど、ゆっくり見ることが出来て、ラッキー。

 風がそよそよとなびいて、とても気持ちが良かったです。

 

次に、

西大山駅に行きました。

西大山駅無人の駅で、JR日本の最南端の駅です。

電車は、鹿児島方面もその反対も一日8本くらい。

10時から14時までは、電車がありません。

 

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 黄色いポストが、かわいい。

 

 

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開聞岳が間近に見えます。

 

 

因みに、最南端は駅ばかりではありません。 

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 この後、砂むし会館砂楽でおろして貰って、タクシーは終わり。

ここで、砂風呂に入りました。

 

 

 砂むし会館砂楽

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砂風呂には、作務衣の上の方の長いの…着物の長襦袢のようなものを着て入ります。

 

着替えてから、外にある砂風呂小屋に行くのですが、よく説明を聞いてなかったので、海岸で人が集まっている方に行ったら、パシャパシャ撮影をしていました。

砂に入ったところを記念撮影かと思うと、なんてことはない、大学生のサークルが海岸で動画を取っていたようです。

 

砂風呂では、暖かい砂の上に横わたり、上から砂をかけて貰います。

そして、10分くらい入って熱くなってきたら、砂風呂を終えて普通のの温泉に入って、終了。

あつつつつっ~と、いうことは、ありませんでしたよ。

 

 

 砂むし会館から見た海

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中央左の屋根のある小屋で、さわやかな風に吹かれながら、砂風呂に入りました。

 

 

ここまで、時間を気にしながら観光してきましたが、砂むし会館から指宿駅までは、徒歩20分くらい。

電車の時間まで、1時間くらいあるので、砂むし会館で、サツマイモのお菓子を買ってお昼ご飯代わりに食べ(例のごとく、微妙にお昼ご飯を食べる時間がありません。)、せっかくだからという事で、バスでなく、海岸沿いに歩いて駅まで行くことにしました。

 

お天気も良く、海岸では海特有の磯の匂いがします。

海岸から離れたら、畑が広がり住宅もあるのですが、暖かな午後のまったりした時間が流れていく…

そういう道中でした。

 

駅の近辺は、商店街が並んでいるのですが、シャッターを閉めているお店も多い。

若者は成人したら都会に行ってしまうのでしょうか。

 

さあ、駅に着きました。

鹿児島から指宿駅に着いたときは、バタバタと観光案内所に駆け込んだりして、気が付かなかったのですが、ふっと周りを見渡すと…。

 

おぉっ~。

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電車の待ち時間に、読書は如何?

 

なんか、気が利いている発想と思いません?

本を読んでいると、長い待ち時間もあっという間に潰れそうです。

 

 

さて、IBUTAMAに乗って鹿児島中央駅につくと、そのままホテルへ直行。

珍しく、まだ、陽のある時間につきました。

 

まず、温泉に入って、すっきりしたところで、

長女発案の、次女へのサプライズ。

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次女が、喜んだのは言うまでもありません。

 

 

その後、お夕飯は、焼き肉鍋島の本店が目の前にあるので、そこで食べることにしました。

 

食べ終わってから、ホテルの周りを散策して、もう一度温泉に。

早めに寝て、次の日に備えました。

 

 

 

 

…と、いうことで、

1日目は、比較的ゆったりできました。

 

 

 

2日目も、もちろん、ゆったりのつもりではありますが…。

 

いかなることにやあらん。

 

 

続く。