これは、日本のひまわり畑です。
アレクサが、我が家にやってきてから、映画を見ることが多くなりました。
そこで、私も多くのブロガーさんがなさっているように、定期的に自分の見た映画を皆さんにご紹介したくなりました。
と言うことで、これからは同一のタイトルで番号をふって、皆さんに私の見た映画をご紹介いたしますね。
タイトルは、『週末のリフレッシュタイム‥私の映画鑑賞』です。
さて、今日は、この冬に見た映画について紹介したいと思います。
1.「ひまわり」(1970年)
実は、この映画は、この冬観た映画でなくて、昨年まだロシアとウクライナの戦争が始まる前に、TSUTAYAから借りてきて、視聴しました。
戦争で、引き裂かれた二人の恋人の悲恋。
主役のソフィア・ローレンが恋人を探しに行く時に咲いていた、一面のひまわり畑のある場所は、今から思えばウクライナだったのですね。
この映画を見た後、ほどなくしてロシアのウクライナへの侵攻が始まりました。
なんと、タイムリーな鑑賞!!
この映画については、あの有名なテーマ曲をアップします。
現実に、ウクライナで戦闘があっているので、今聴くと映画を見た時より寂しく、哀愁がとても漂います。
ひまわりを明るい太陽のような花…と、どうして思ったのだろう、という気になります。
引用:YouTubeより
2.「ニュー・シネマ・パラダイス」(1988年)
これは、娘たちから、
「音楽も、映画もすごくいいからぜひ見てみて。」
と言われてお正月にみた映画です。
既に見たことがある娘たちは2回目です。
うんうん、確かにテーマソングは聞いたことがある !!
このお話は、主人公の映画監督サルヴァトーレの回想と言うスタイルの映画です。
主人公の映画に対する情熱、映画館に出入りすることで知り合った技師との交流、初恋の話を絡めながら、映画で身を立てるため、故郷のシチリアを離れるまでを描いています。
このお話も、「ひまわり」と同様、時代背景に、第2次世界大戦がからんでいます。
戦後の娯楽は、テレビが普及するまでは、映画館の映画だったのですね。
「ひまわり」の音楽は、哀愁が漂っていたけど、この映画の音楽は、哀愁と言うより遠い故郷を懐かしく思いだすというような、郷愁が漂います。
そして、もう子役が凄くかわいいです。
引用:YouTubeより
3.「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997年)
これは、実在のオーストリアの登山家ハインリヒ・ハーラー(1912~2006)の自伝を映画化したものです。
第2次世界大戦中に、インドでイギリスの捕虜になったハーラーが脱走し、チベットで過ごした7年間を描いた映画です。
その間に、少年時代のチベットの最高宗教指導者ダライ・ラマ14世(1935~)と出会い、親しく交流することになります。
この映画の後半では、中国の人民解放軍がチベットに攻めてきます。
そして、神聖な寺院のなかを、土足でずかずかと踏み込んでいく…
チベットの民の大切にしているもの…を建物や、心のよりどころにしているものまで…を無惨に壊していきます。
このシーンでは、チベットの美しい背景と対極をなして、涙が出そうになりました。
ただ、実際のロケの大部分は、アルゼンチンで撮影されたとのことです。
因みにダライ・ラマ14世は、今チベットからインドに亡命していますすね。
そして、日本にも何回か来たこともあります。
数年前に福岡にも来ましたよ。
これから、チベットがどうなるのか…
チベットを大切に思う人にとって、良い方向に進んでいけばいいと、心から思います。
日本語の丁度いい予告編がなかったので、英語の予告編を出しますね。
雰囲気を掴んでいただければと思います。
引用:YouTubeより
ところで、予告編を探しているときに、『ダライ・ラマ14世』というドキュメンタリーがあることを知りました。
自分が、この文章を書きながら、ダライ・ラマ14世のことをもっと知りたい、という気持ちになっていたので、タイムリーなドキュメント。
いつかみたいと思うので、自分の備忘録代わりに予告編を載せますね。
引用:YouTubeより
4.「クリスマス・キャロル」(1938年)
ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』を映画化したものです。
クリスマスの時期に、この映画を見ました。
ディケンズでといえば、わたしは『二都物語』しか読んだことがありませんでした。
『二都物語』は、フランス革命の後の恐怖政治を背景としたお話で、暗く寂しいお話です。
けれど『クリスマス・キャロル』は、ハッピーエンドでよかった。
舞台はイギリスのロンドン。
ケチで、大金持ちのスクルージさんが、夢のなか?うつつ?で、亡霊や妖精?と一緒に、過去の自分を含めクリスマスを過ごす色々な人をみて、温かい心を取り戻すというハッピーエンドのお話です。
YouTubeで、予告編解かないかなと探したら、私が見た映画は、これしかありませんでした。
アマゾンプライムのおすすめを、何も考えずに見たんだけど、今この記事を書くにあたって調べてみると、随分古い映画だったみたいです。
『クリスマス・キャロル』は何作も映画化されているようだし、舞台もあるようですね。
後日、ディズニーの映画も見てみたいです。
引用:YouTubeより
いかがでしたでしょうか。
皆さんが、見てみたくなった映画はございましたでしょうか。
今回ご紹介した4作のうち、3作が戦争が絡んでいる作品だった…。
戦争が曲がりなりにも絡むと、平凡な生活が奪われるので、映画の上では喜怒哀楽が際立ってきて、名作になるような気がします。
けれど現実は、身近で戦争が起きるかもしれないと思うだけで、胃が痛くなります。
私達の小さな幸せが、守られますように。
世界中のこどもたちが、飢えや暴力をはじめとした苦しみから解放されますように。
次回は、この春に見る映画を紹介しようと思います。
さてさて、どの映画をみようかなぁ。
今日も…日日是好日。