コロナ罹患時に飲んだ薬の数々
1.はじめに
今回は、前回の記事で予告した「それから…」のお話です。
それは…
コロナになったかもしれない…
でなくて、とうとう私も本当にコロナに感染してしまったお話です。
文章が長いので、目次をつけますが、堅苦しい文章ではありません。(笑)
この記事が、皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
まず、時系列でお話いたしますと…
我が家では1年半前に夫が、今年の7月に次女がコロナにかかりました。
そして今度は、8月の下旬に長女が感染しました。
長女は、忙しく今は会社を休むことが出来ないと、人一倍感染に気を付けていたにもかかわらず、です。
長女が発症した日、お夕飯のシチューを私たちのために作ってくれたにもかかわらず、いざ食べるときになって気分が悪いと言って、自分はシチューを食べませんでした。
今から思えば、これがコロナの始まりだったのですね。
その時は、まだコロナとも分からず、風邪と思っていたので、葛根湯と、ビタミンCのサプリを飲ませて寝させました。
次の日、長女は39度からの熱を出しました。
夜中は、寝られなかったとのこと。
後頭部と喉が痛いというので、もしかして…と思いましたが、お休みの日だったので、とりあえず葛根湯を、数時間おきに飲ませました。
その翌日、熱はかなり下がりましたが、もしものことを考えて、PCR検査を受ける事に。
病院に連絡すると、夕方来てくださいとのこと。
検査に支障をきたしてはいけないので、この日は薬を飲ませませんでした。
夕方、病院に行ったら果たして…
陽性でした!!
会社にも連絡して、娘は週末まで、自宅待機となりました。
と…前提が長くなったのですが、今度は、私の話です。
この日の夜から、私も調子が悪くなりました。
2.症状の変化
1日目
寝るときすでに、調子が少し悪かったのですが、果たして夜中にものすごい悪寒が。
いつもは暑いので、扇風機は最強で、窓も開けて寝ているのですが、寒くて寒くてたまらなくなりました。
でもタンスの中には、半袖の洋服しかない。
それでも、レッグウォーマーとひざ掛け毛布を見つけ出し、今は同居していない次女の部屋から、夏蒲団を拝借し、それを全部身に着けて寝ました。
(布団は自分のと併せて2枚という事)
さらに、扇風機は消し、窓も閉めました。
そして朝、熱を測ると40度を超えていました。
で、夫に申し訳ないけど、適当に食べて会社に行ってほしいと言いました。
夫も私のことが心配だったらしく、急遽テレワークに切り替えて、家で仕事をすることにしてくれました。
そのため、パソコンを職場にとりに行って、その帰りにも色々と食料を買ってきてくれました。
そして、私は病院へ電話。
やはり夕方病院に来るように、と言われました。
正直、こんなに苦しい病気は久しぶりでした。
一日中寝ていたのですが、いつ測っても40度を超えている。
理由は分かるんです。
病院に行くまで、念のため一切薬を飲まなかったから。
きっと、熱さましでも飲めば、グンと楽になっただろうと思います。
コロナがひどいというより、薬が飲めなかったので苦しかった…。
夕方、ふらふらしながら病院に行きました。
近かったので、歩いて行きました。
病院には裏口から入ります。
中には、防護服に身を包んだ看護師さんと先生がいらっしゃいました。
そして、PCR検査と、血液検査、検温、レントゲンを撮りました。
最近は、結果はすぐ分かるのですね。
陽性でした。
う~ん、娘の発症から3日目の発病。
潜伏期間も短くなりましたね。
この後は、薬をもらって、仕事が終わった夫が迎えに来てくれたので、車に乗って家に帰りました。
家に帰って、真っ先にしたことは、処方されたカロナールを飲むこと。
カロナールを飲むと、10分後には37度台まで熱が下がりました。
すごい即効性‼️
やれやれ。
夜は、お惣菜の巻きずしを一つと、夫が買ってきてくれたクレープを食べたらお腹いっぱい。
(なぜ、病気の時にクレープなのでしょう。気持ちはありがたいが…苦笑)
その後、薬を飲んで寝ました。
2日目
夜中に吐き気が止まらなくなって、頭もガンガンしてきたので、台所に行って、カロナールと吐き気止めの頓服薬を飲みました。
その後は、す~っと寝ることが出来ました。
因みに、朝からの私の症状は、微熱と、頭全体のふらつき、吐き気です。
そして、やたらと喉が渇きました。
熱が下がって、かなり調子が良くなってきたので、休み休みしながらも、最低限の家事をしました。
そして、
「ぼくさぁ、単身赴任をしていた時、料理をする時は、いつもこんなメニューだったっちゃんね~。」
といいながら作ってくれた夫の料理。
毎日がお肉のソテーだったのね…。
なんかぞ~~~っ。(笑)
自分は、あまり食欲はないのですが、明日から少しでもバランスよく食べることができるように、やはり料理は私がしなければ!!
と思いました。
3日目
夜中に、喉の痛みで目が覚めました。
つばを飲み込むのに、喉に激痛が走る。
喉にばい菌がたまっているかもと思い、洗面所に行ってうがい薬でうがいをして、また寝ました。
朝起きても、喉がものすごく痛い。
この日の症状は、頭のふらつきと、吐き気。
そして、喉がやたらと渇くのは昨日と一緒。
でも、水を飲みこむのに、喉を通すので、悲鳴を上げながら飲みました。
熱は下がりました。
この日から、夫が会社に行くというので、即席の味噌汁を作りました。
家事も普通にできる感じですが、やはり最低限の家事だけしました。
あ~、買い物にでも行きたいなぁ。
4日目
久しぶりに、夜中に1回も起きずに寝られました。
ありがたい。
この日は、少し頭がふらつくのと、吐き気と喉の痛みだけです。
喉は、相変わらずとても痛いです。
本日から、めでたく長女が出勤。
5日目
待機最終日。
調子はと言うと、朝起きると吐き気と頭のふらつきがありましたが、だんだん頭のふらつきは無くなっていきます。
のどの痛みも昨日より良くなっています。
もう、家にばかりいるの、疲れました。
明日から外に出られて嬉しい~。
さっそく、買い物に行って、野菜とか果物を買ってこようと思いました。
という、感じです。
今はおかげさまで元気です。
喉の痛みと頭のふらつきは、薬がなくなってからも、ちょっとはありましたが…。
コロナも、熱が下がりさえすれば、かなり楽になるのですね。
3.薬の話
次に、どんなお薬をもらったか、お話したいと思います。
長女と私は、コロナ治療薬以外は、結構違う薬をいただきました。
先生に説明したお互いの症状の違いが、薬の違いになったようです。
という事は…コロナの治療薬以外は、対症療法なのですね。
さて、私がいただいた薬は、
内服薬として
- コロナ治療薬
- 葛根湯
- たんや鼻水を出しやすくする薬
- 胃酸を抑える薬
- 整腸剤
- 胃薬
頓服薬として
- 吐き気止め
- 熱さまし
ほとんどの薬を5日分、貰いました。
ところで、コロナ治療薬のゾコーバ錠について、ちょっと詳しくお話ししますね。
ゾコーバ錠は令和4(2022)年11月に承認されたばかりの塩野義製薬のコロナの治療薬です。
承認はされたものの、まだまだ副作用についてのデータ収集は十分揃っていないというのが現状だとのこと。
で、重症患者(私は病院で測った時39.8度だったし、血液検査でも炎症反応が出ていた。)に与えられる薬だそうです。
軽症の人は、自然回復を待つそうです。
病気がコロナだったからか、ゾコーバの副作用を心配してからか、病院に行った翌日と、待機期間が終わる5日目に、薬剤師さんから体の調子はどうかと電話がありました。
ありがたいことです。
4.料金の話
最後に料金の話をしましね。
薬代は、これだけの種類の薬をいただいて、1400円程度でした。
安い!!
でも、診察代が5500円近くしているので、やはり痛い出費でした。
さて、今回一番メインとなったであろう薬である前述のコロナの治療薬ゾコーバ錠。
5日分7錠貰ったのですが(最初の日だけ3錠)、インターネットで調べると1錠が7400円もする薬だそうです。
この薬は、国が全額補助してくれるので、ただでした。
但し、このただで貰える期間も今月9月いっぱいまで。
その後は、例えば3割負担の人は、約1万5千円の手出しとなるそうです。
という事は…
今回診療費と薬代併せて7000円程度払ったので、これに15000円を足すと22000円!!
今回、7000円×2人分の出費で痛い!と思ったけど、10月からは同じシチュエーションで22000円×2人分で44000円。
ちょっと、頭がくらくらします。
いかがでしょうか。
参考になりましたでしょうか。
5.おわりに
コロナにかかった後は、体力がガクッと落ちました。
今でも、すぐバテます。(苦笑)
来月は、健康診断もあるので、はやく体力を戻し、健康な生活を心掛けようと思います。
そして…
コロナにかかった後は、少なくとも3か月は免疫があるそうです。
ということで、何年振りかで外出の時にマスクを外しました。
マスクのない生活って快適。
しばらくはこの生活を、
…コロナが流行る前は当たり前の格好だったのですが…
楽しみたいと思います。
それにしても…
今地味~に、コロナが流行りつつあるとのこと。
どうぞ、皆さん、お気を付けくださいませ。
今日も…日日是好日。