泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

卒業生に花束を…楽しかりし学生時代よ、さようなら。

今週のお題「〇〇からの卒業」

 

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ちょっと、遅れてしまいましたが…

卒業式が終わって書こうと思ったので…

先週のお題に挑戦します。

 

3月19日(金)は、長女の大学の卒業式でした。

コロナの関係もあって、本当に卒業式が行われるか最後まで分からなかったのですが、学部ごとに17日(水)から3日間に分けて、卒業式が行われました。

で、私も、長女の大学の卒業式に行ってまいりました。

 

そもそもは、行く予定はなかったのです。

もともと、私の学生の時は、高校でさえ、卒業式には親は行かなかった時代でした。

兄妹3人の中で、私だけ母が高校の卒業式に来てくれました。

なんと、その理由が私の友達のお母さまに誘われたから…ということで。

 

大学なんか、私は下の兄と同じ地元の大学でしたが、入学式も卒業式も含め、2人合わせて10年近く在学していながら、一度も両親は大学に足を踏み入れたことがない…。

まぁ、それが当たり前の時代でした。

 

で、その感覚が私もあって、結局長女も次女も、大学の入学式には出席しませんでした。

長女の生協の説明会は行ったけど…

次女の時は、それすら行きませんでした。(笑)

で、最後の最後に、1度くらい学校行事に参加してみようかしら…という事で、出席しました。

 

娘の大学はキリスト教系の大学で、その日は午前中礼拝があって、午後は卒業証書の授与式がありました。

空き時間がいっぱいあるので、どっちも出席することはやめて、

 

行くことに意義がある!!

 

と思い、卒業礼拝の方へ、出席しました。

だって、物珍しくて…。

 

卒業式を取りやめた大学がある中で、さすがにコロナ対策は厳重でした。

 

席に着く前はウエッティティッシュで、椅子の手もたれを拭かせられ、会場を出るときはどこに座ったか、紙に書いて提出しなければいけませんでした。

 

コロナの中であえて開催するにはこれくらい厳重でなければいけないのですね。

 

卒業礼拝は、お祈りの他、ハンドベルや、パイプオルガンの演奏がありました。

それから、牧師さんのお話。

 

牧師さんのお話を聞きながら思うに、あんな職業の人って怒ることがあるのかしら…。

慈愛の塊のように思えました…。(笑)

 

 

最後にチャペルの優良出席者の表彰があって、5人表彰されました。

 

4人までは、納得の学部。

5人目は…

 

△△学部の○○さん~。

 

はっ?

 

わが娘じゃない…。

 

なになになになに…。

あれとあれよと言う間に壇上にのほって、娘が紹介されました。

 

礼拝が終わると、表彰者と先生の記念撮影やら、記念品をいただいたり。

わたしも、ついでにカメラマンからの後ろから写真を撮っていたら、先生方が

 

「前に行って、写真を撮りませんか?」

 

と言われ、記念撮影がおわって、みんな解散しかけていたのに、又集まってくれて…

(私の為だけですよ。)

恥ずかしいやら、申し訳ないやら。

 

ここまでくると親〇カそのものだなぁ、と思いながら、今度はぐっと近くから写真をカシャカシャと撮らせていただきました。

 

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前列が表彰者。

後列左から2番目は、なんと学長さんです。 

 

会場をでてから、

「優良出席者なんてすごいじゃない…」

というと、

「わたしも、知らなかったんよ。

せっせと出席していたのはね、パイプオルガンが聞きたくてね…。

まぁ、ほとんど、寝てたけど…。」

 

まっ、そんなところだろうなぁ…(笑)

 

それから、卒業証書授与式までは、2時間もあるので、記念撮影をあちらこちらでして、私は帰ることにしました。

 

卒業礼拝の時間は、まだ学生さんもあまりいなかったけど、時間が経つにつれて、卒業証書授与式に出席する学生さんが増えてきました。

学生さんが増えると、だんだん雰囲気が華やいできます。

 

私が観察するに、

 

男の学生さんは一律スーツでしたね。

 

女の学生さんは…

ほとんど袴。

みんな、個性的な柄の袴姿が多かったですね。

そして、足元はブーツの子、草履の子…半々くらいかしら。

 

因みに留学生の方は民族衣装。

 

そして、ちらほら大きな花束を持った学生さんが。

 

「あのね、大きな花束を持っている人はほとんど彼氏から貰っているんだよ。」

 

あっ、そうですか…。

なる程ね。

男の子も大変だなぁ。

 

(彼女のいる男子学生さん。

今どき、卒業式には、彼女に大きな花束を贈るのですってよ!!)

 

小さな花束(サークルで後輩から貰ったとのこと)を持っていた長女に、

 

「あんたは、くれる人はいないの?」

「あははは…」

 

はい、うちの子はいないそうです(笑)

 

卒業証書授与式に出席するつもりのない私は、娘の洋服を引き取って帰ることにしました。

 

と言うのが、袴の着付けは大学でしてもらいましたが、そのまま袴姿で家に帰るからです。

 

ちなみに、靴は置いて帰りました。

草履がしんどくなれば、運動靴で帰ってくればいいと思って…(笑)

 

それから、卒業礼拝でいただいた記念品も、私が持って帰りました。

 

さて、夕方、娘は帰ってきましたが、しっかり草履をはいて帰ってきました。

久しぶりの大学で、友達ともあえて懐かしかったとのこと。

 

 

ところで、私が持って帰らされた礼拝の記念品の、重たい事と言ったら…。

何が入っているんだろうと、包みを開けて貰ったら、

 

 

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(撮影がへたなので、写真ぼけていますね~。

綺麗な写真を撮り直せたら、さしかえますね!!)

 

 

わぁ、いいなぁ。

名画で紹介する聖書ですね。

美術館巡りが大好きな娘にとって、一生の宝物です。

読み終わったら、お母さんにも読ませてね!!

 

 

因みに、卒業証書の他、卒業アルバム、高校社会(歴史地理)の教員免許状も見せてもらいました。

 

実は、教員免許を取るのは、昔と比べて、とらなくてはいけない単位も多く、また必須科目と重ならない科目が多くて大変でした。

 

結局、娘は色々考えた挙句、一般企業に就職したので、今のところ使用予定はありせんが、よく頑張ったと褒めてあげたいです。

 

 

 そして、夫が会社から帰るまで袴姿で頑張って、夫に見せた途端、

「もう、しんどい~」

といって、いつものGパンに着替えました(笑)

 

夜は、お赤飯を炊き、尾頭付きの鯛をやいて…。

ケーキを食べましたとさ。

 

大学の卒業式は娘にとっては、学生時代の終わりを意味する…

おそらく…

ですから、成人式以上に人生の大きな区切りと思っています。

 

既に長女の、新しい会社での所属部署も決まっています。

最初の2年間は、ジョブローテーションと言って、いろいろな職場を経験することになりそうです。

 

厳しく、辛いこともあるでしょうが、働くのが楽しみと言っているのが、とても嬉しいです。

 

 

 

最後に、卒業を迎えた方々の新しい未来を祝福して、西村由紀江さんの「あなたに最高のしあわせを」をアップしたいと思います。

 

わたしの大好きな曲です。


あなたに最高のしあわせを

 

 

 

 

長女の、そして今回卒業を迎えた方々の、新しい門出に乾杯!!

 

 

今日も…日日是好日