今週のお題「わたしと英語」
英語を話せる人かっこいい!!
英語をマスターして、世界中の人と会話したい!!
まっ、私の中学校までの理想でしたが…
はかなくも幻想で終わりました。
英語を話すのには、センスがいるんだと、言い訳がましく今では思っています。
今だって、英語大好きです。
中学校の時なんか、構文、単語、完璧に覚えましたよ。
これが、躓いたのが、まず高校生の時。
自分の高校時代の英語って、リーダー、グラマー、コンポジション(英作文)に分かれていたんだけど、特にこのコンポジションに躓きました。
日本語を分かりやすく整理して英文にするんだけど、整理の仕方をはじめ、どの構文、どの単語を当てはめていいやらさっぱり分からない。
試験前は、丸暗記だから応用力も全然ない。
そんな高校生でした。
大学生になったら…
幸か不幸か、大学では試験対策委員というのがありました。
略して試対委員。
クラスの一人一人が試験対策委員に指名されて、担当の教科を責任をもってノートを取る。
必要な人は、そのノートをコピーさせて貰う、そんなシステムです。
先生は、そんな事を生徒がしているって、知っていたのかな?
で、英語に関しては担当になった人が、英語の教材は大体小説が多いので、その訳本を探し出して必要な人にコピーさせたり、訳本を売っているならば訳本を紹介したりしていました。
英語はほとんどの人が訳本のコピー、もしくは訳本そのものを持っていましたね。
英語の授業の一つに、アガサクリスティの『ねずみとり』というミステリーを読み進める。
そんな授業がありました。
訳本で読んでもとても面白い小説で、授業はそのストーリーを頭に入れたうえで臨んでいました。
授業は、先生が生徒に順番に英文で読ませて日本語に訳させる、そんな進め方でした。
ある時、先生が、
「いやぁ、わくわくするねぇ、犯人は誰だと思う?
ますます分からなくなってきたねぇ。
これからが楽しみだね。」
なんて言うと、
「あぁ、先生はこれっぽっちも知らないんだ。
生徒がみんな犯人を知っていることを。」
と、心の中でかわいそうに思っていました。
勿論、誰もストーリーを知っているなんて一言も言いません。
試験の時は、ひたすら訳本を読みこなしていました。
ですので、英語が上達する訳でもなく…
つい、先日の事の様に思えるけど、30年以上も昔のお話です。
それから時は流れて…
1年前に、家族で京都に行ってきました。
京都は本当に外国人観光客が多いですね。
よく、道とかどのバスに乗ったらいいのか、聞かれました。
ドキマギして、英語が出てこない。
知っている英単語と日本語と、ゼスチャーを交えて答えていました。
(ほとんどゼスチャーかな。)
あんまりもたもたしていると、見るに見かねた長女が助けに飛んできてくれたり。
英語について考えたことはなかったけど、久しぶりに、
英語を使いこなして案内するってかっこいいなぁ。
何と言ったて、英語は世界に通じるしなぁ。
と思いました。
という事で、今少しずつラジオの英会話を勉強しているところです。
今は、簡単でもいいから話せなくちゃね。
まぁ、ゆっくりゆっくりです。
センスがないから(笑)
それでも、少しでも英語で会話できれば、
かっこいい!!
I will do my best!!
今日も…日日是好日。時々口実。