大学の受験が終わって、無事卒業させるまでが、金銭面における親の踏ん張りどころと思っているお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。
かくいう私もそう思っていました。
しかし現実はそう甘くはなかった、というお話です。
その理由は…?
その理由は、ずばり就活です。
就活には、結構お金がかかります。
娘が、就職活動をする前は、
「頑張ってね。」
と、メンタル面での心配しかしていませんでした。
何十社も受ける、という話はざらに聞いていたので。
とにかくメンタルが、タフでないとやっていけないだろうなぁ、
って思っていました。
でも、メンタルは就活中の当事者の問題ですが、親としてはパトロンとして多少なりとも金銭の支援を迫られる事になります。
子どものアルバイト代だけでは、どうしようもないんですよ。
えっ、何にそんなに使うのって?
まず、スーツ。
最近の就活事情を知らない私は、入学式のグレーのスーツを着ていけばいい、と言ったけど、今時そんな人はいないんですってね。
で、長女にまず真っ黒いスーツを買いました。
スカートとズボン(パンツというのかな。)の3点セット。
あと、真っ白いブラウスに、ストッキングにパンプス。
(沢山歩き回るのにパンプスはやっぱり辛そうです。)
就活用の、がっちりした鞄。
これで、身支度終わり。
次に、エントリーシート用の写真撮影。
たかが写真撮影で!?
と、笑うなかれ。
これも、お化粧を頼んだり髪をアレンジしたりすると、お値段がどんどん跳ね上がっていくんですよ。
(この話については↓の記事をどうぞ)
現代の就活写真事情 お化粧も写真も化ける…あなただ~れ? - 実年おばさんの日々是好日
そう言えば、お化粧については、長女が就活用お化粧講座に行って、お勧めのお化粧品をリストアップして帰ってきました。
娘が進められたメークアップ用品と基礎化粧品は、S堂とか、〇〇ーⅡとか。
とにかく、そのお値段の高いこと!
お勧めの美白美容液もあったな。
はぁ~。
まずは、メークアップの技術を磨こうよ。
手に入れるのはそれからね。
そんなこんなで今度は、インターンシップ。
これが、九州から東京へとかだったら、交通費がとてもかかります。
それでも、インターンシップはまだいい。
日時が、大体決まっているから。
電車や飛行機の早割が利いたりする。
問題は、面接なんですよねぇ。
突然決まるし、早割が利かない。
長女は、あんまりお金がかかるので気を遣って、先日の面接には
「ねぇ、高速バスで行こうか。」
って言ってくれたけど、夫が
「事故にあったら大ごとだから、確実な新幹線で行きなさい。」
と言って、正規の料金で面接に行かせました。
で、面接時間はたった15分。
ねっ、諭吉さんの羽が生える事、この上ないでしょう。
この記事を書きながらも、ため息が出ます。
さぁ、これから更にどれだけかかるのかな?
まあ、しばらくは倹約倹約。
娘には、納得のいく就活をして欲しいです。
と、言う事で…
就活には、結構お金がかかります、というお話でした。
今日も…日日是好日。