今週のお題「ホワイトデー」
ホワイトデーで私の思う大切な人は、私の亡き母です。
母は、3月14日に生まれました。
あまり思い出が多すぎて、何について書いたらいいか分かりませんが、私が子どもの時は、「母は偉大なり」という事を肌で感じていました。
子ども心に綺麗で頭もよく、卓球や油絵、お裁縫など多趣味で自慢の母でした。
特に、お料理が上手で、私が大好きだったお寿司の作り方を、生前になんでしっかりと聞いておかなかったんだろう、と思います。
私達兄妹が結婚する前、お誕生日にみんなで母にペンダントをプレゼントした事がありました。
とても喜んでくれて、ほろっとしていたのを今でもはっきり覚えています。
私達が学校生活で色々な事に一生懸命頑張ってきたのは、自分のためというより、ただただ母を喜ばせたい一心からだったのではないか、とさえ思っています。
そんな中、母が亡くなってから初めて、客観的に母について考える事が出来るようになりました。
母は、昭和一桁の生まれで、外に出て働くのはとんでもない、という父のもとに嫁ぎました。
今から思うと、少し早く生まれまれすぎたのかな。
外に出て働きたいという願いはかなわず、バイタリティ溢れる母は専業主婦としてできる、あらゆる事に情熱を注いだんだろうなって。
ところで…
我が家の次女は生まれも母と1日違いで、顔もそっくりです。
どっちかと言えば、内向きなおとなしい女の子で性格は全然似ていないけど、母に似て絵が大好きな子です。
今度は母みたいに油絵に挑戦したいと言っています。
昨日は久しぶりにその次女が帰省してきたので、家族全員で母のお墓参りに行きました。
草むしりをして墓石を洗って、そよそよとした風が吹いて頬をなで…。
気持ちよくなったよ、ってお母さんが言っているのかな。
………
あはっ、今日ははじめから風が強かったんですよね。
あまり強くてロウソクに火が灯りませんでした。
帰る途中、父の介護施設に寄りました。
今日は家族全員で脇の下で検温をしました。
(この件についてのエピソードは、↓からどうぞ)
呼びかけの言葉から50代を考える…あぁ、歳相応!! - 泣いても笑っても日日是好日
お父さんは、お母さんの所に早く行きたいっと言っているけど、もう少しのんびりこの世の生活を楽しむ様に言って下さいね。
どうか、これからも私達家族を見守って下さい。
今日も…日日是好日。