皆さん、お久しぶりです。
お元気でいらっしゃいましたか。
気がつくと師走。
気忙しい時期になってまいりましたね。
前回投稿したときは、大変落ち込んでいた時だったので、応援のスターやメッセージを皆さんに沢山いただいて、思わず涙が溢れました。
本当に、ありがとうございました。
実は、先月2度、車の接触事故をおこしたのです。
(どちらも人身事故でなかったのが、せめてもの救いです。)
保険会社が言うには、運が悪い…という事故ばかりでしたが、こんな私でも、さすがに2度目はメンタルがズタズタになりました。
今まで、ペーバードライバーの時期もありましたが、30年近く無事故でしたから。
それが、1週間に2度もなのです。
加害者の時も被害者の時も、車は損傷するし、周りの人に心配や迷惑をかけました。
これからは、車に乗る時は、今よりも更に注意をはらおうと思います。
が、今のところは運転自体が怖くて、公共機関に頼る毎日です。
でも、やっと心の整理がつきました。
事務的なやりとりはまだ終わっていないのですが…。
さてさて、今日の記事は季節ものでないのですが、来年回しにもできない…
本来なら先月出したかった記事を、ほぼ書き換えないで投稿しています。
事故前に書いたので、テンションも高いです。(苦笑)
これから、皆さんのブログにもぼちぼちお邪魔させてください。
改めて、お気遣い、ありがとうございました。
胸にしみました。
これからも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
では、続けて本日の投稿です。
ご挨拶と一緒にしたので、いつもより長くなりましたが、お読みいただければ、嬉しいです。
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10月の話になります。
私は、宝塚を見たことはなかったのですが、
娘が
「これも経験よ。」
というので、生まれて初めて宝塚の公演を見てまいりました。
今日は、その宝塚の公演について、ご紹介したいと思います。
博多座の入り口で、
「ブログにアップしよ~っと。」
と思い、写真を撮っていたら、自分の後ろの柱の前で話し声がします。
後ろを振り返ると、柱の前に女性が2人がいました。
1人の女性が茶封筒をもう一人の女性に渡している…。
もう一人の女性は、お金…紙幣を出している…。
見てはいけないものを見た…。
と罪悪感にかられ目を逸らすでもなく、むしろ何をしているのだろうと、まじまじと見ていると、娘に腕を掴まれて、端に連れていかれました。
「ほら、そんなにまじまじと見ないの!!」
娘の説明によれば、自分が多めに買ってしまった公演チケットをSNSで買う人を募り、当日売り捌いているのだとか。
よくよく見れば、あちらこちらで、チケットを売り捌いている人がいました。
知らなかった…。
お札を出しているので、カツアゲかと思った…笑
でもね…、やっぱり、いけない事をしているのですね。
だって、チケットには「無断有償譲渡禁止」って、書いているもの。
と…
私の知らない世界を、さっそく見せてもらいました。(笑)
劇場にはいる前にお土産屋さんで見た、博多座とくまモンのコラボ。
かわいいけど、何でくまモン?(熊本のゆるキャラ)と笑ってしまいました。
さてさて、今回の公演はお芝居である『川霧の橋』と、ダンスショー『Dream Chaser』の2本立てです。
月組の公演ですって。
今回は、いつもの後ろの席でも、さらに快適‼️
だって、双眼鏡を片手に観劇しましたから。(笑)
宝塚のお芝居は、西洋ものばかりと思っていましたが、時代劇もあるのですね。
いや…あるのですね、どころか、今回の『川霧の橋』は、とても有名なお芝居だそうです。
では、お芝居『川霧の橋』のざっとしたストーリーを。
原作は、山本周五郎の作品『柳橋物語』「ひとでなし」だそうです。
大工である幸次郎は、幼馴染のお光と夫婦になりたいと思っていましたが、子どものいない棟梁の跡取りとなり、これに不満を持った仲間の大工清吉が、意趣返しにとお光と夫婦の契りをかわしてしまいました。
数年の後、幸次郎は、およしと結婚します。
意趣返しにお光と結婚した清吉は、お光を大切にせず、お光は自分が好きだったの本当は幸次郎だったのだと気が付きます。
物語は、江戸の大火事や幸次郎の兄弟子半次やその思い人の悲恋をも絡めながらすすんでいきます。
最後は主人公幸次郎とお光が結ばれる…ハッピーエンドです。
以上が、ざっとしたストーリーです。
感想は…
確かに、最後はハッピーエンドでしたが、全体に流れるストーリーは、悲恋やら、火事やらで暗い筋となっていました。
が…
時代劇だからでしょうか。
歌われている歌が演歌っぽいものもあり、私としては「演歌ミュージカル」と言ってもいい感じ。
申し訳ないのですが、悲しい雰囲気のなかにも、ちょっとだけ、おかしさも感じました。
(因みに、私が持つ演歌のイメージは酒と女と涙。爽やかな朝に、聴くものではありませんね…笑)
ラスト近くで、幸次郎がお光に改めてプロポーズします。
このシーンでは、つい心の中で突っ込んでしまいました。
「さすがに連れ合いが死んで100日過ぎくらいでプロポーズはあんまりやろ~。1周忌もきてないやん。」
ともあれ、最近涙もろい私(?)ですので、ハッピーエンドでよかったです。
娘曰く、
「そりゃ、お芝居の後は、楽しいダンスショーやけん、ノートルダムみたいにしゅ~んとした終わり方はできんやろ~。」
なるほど。
『ノートルダムの鐘』こそは、悲劇そのもの。
このミュージカルをを見たあとは涙、また涙でした。↓
gracedusoleil252525.hatenablog.com
さて、30分の休憩ののちはダンスショー『Dream Chaser』の公演です。
私の、宝塚と聞いて描くイメージは、お芝居より 宝塚 イコール ダンス です!!
皆さん、華やかな衣装に身を包み、男役、女役に分かれ、次々に鮮やかなダンスを繰り広げていきます。
華やかだけでなく、かっこいいし、素敵…
ハードなダンスを踊っては、すぐ着替えて…ちょっと踊っては、すぐ着替えて…
結構、体力のいるショーだったと思います。
で、宝塚のダンスは、天使の羽みたいな羽をつけてダンスをする…と思っていたので…
天使がいつ出てくるかいつ出てくるか…
やっと、最後の方で、天使の羽の衣装のダンスが出てきましたよ。
うんうん、満足満足。
宝塚を、はじめて見た俗っぽい私の眼には…
衣装の豪華さが、昔の紅白歌合戦の小林幸子さんを彷彿とさせるものでした。
(初めて宝塚を見る初心者の他愛のない感想と聞き流してくださいね。)
カーテンコールは…
最後の挨拶が、非常にあっさりしたものでしたので、カーテンコールによるものかどうか、今一つ判断が出来ませんでした。
劇団四季ではこれでもかこれでもかというくらい、カーテンコールがいっぱいあったことを考えると、主催によってかなりやり方が違うのですね。
この日の宝塚公演は4時半から始まり、終わったのは7時過ぎ。
まわりは、もう真っ暗でした。
博多座は、福岡の歓楽街である中洲のすぐ傍にあるのですが、中洲はとてもネオンが綺麗でした。
夜の中洲を通るのは、久しぶりで、コロナの非常事態宣言中が、どのようだったか分からないのですが、心なしか賑やかにも見え、町に活気が戻ってきつつあるなぁ、そのような印象を受けました。
娘たちが、
「かっこよかった~。」
「最高やね。」
というので、わたしも興奮しながら、
「ほ~んと、さすがトップスター。湊かなえってすてきねぇ。」
と、言ったら、
「……」←娘その1
「……」←娘その2
「……。おかあさん、それ、作家やん。」
皆で、爆笑。
はい、月城かなと(お芝居では幸次郎役)さんの間違いでした。
まっ、頼りない記憶ですが、
これで、私も「宝塚見たよ~。」と、自慢できそうです。(笑)
最後に、博多座公演のCMがありましたので、添付しますね。
引用:YouTubeより
12月末は、劇団四季の『キャッツ』を見に行く予定です。
また、レポートを書きますので、どうぞお楽しみに。
今日も…日日是好日。