今週のお題「怖い話」
私は、スピリチュアルとは、程遠い体質なので、心霊体験と言うものは今まで、全くしたことがありません。
だから、私が書くと、
「悪の十字架」とか、「恐怖の味噌汁」とか、ダジャレばかりになってしまうんですよね。
えっ、分からない?
「悪の十字架」…………「開くの10時か~」
「恐怖の味噌汁」………「今日、麩の味噌汁」
と言うことです(笑)
が…
本当の事か分からない話に振り回され、怖~い思いをした経験があります。
それは…
口裂け女のお話!!
まだ、子どもの頃のお話です。
口裂け女は、いつもマスクをしていました。
美しい人だったそうですが…、
口が裂けていたそうです。
ある時突然現れて、男の人に声をかけるそうです。
マスクを外して…
「わたし、きれい?」
きれいだよって、すぐ答えられれば事なきを得ますが、そうでなければ…
もの凄いスピードで追いかけてくるそうです。
そこで捕まったらどうなるのか、覚えていませんが、
この噂が学校中に広がって、一種のパニック状態でした。
しかも、
○月○日に△△駅に出るから、日が暮れてからは行かない方がいい。
とか、
〇月〇日には△△のスーパーあたりにでるらしい。
まことしやかに、身近な場所に出現するという噂が流れました。
本当に怖かった。
その日はもちろん、遅くまでは外で遊びませんでした。
ところで、私達の住んでいる地域では、口裂け女は長崎の出身だという事でした。
で、その年の夏休み、家族で名古屋に住んでいる従兄弟の家に遊びに行き、
その時、口裂け女の話が出たのですが…
何と、出身地は岐阜だというのです。
「いや、長崎だよ。」
「いや、岐阜だってば。」
「長崎!」
「岐阜!」
従弟と言い合いになりましたが、今から思うと、口裂け女にも地域性があって笑えますね。
で…
未だに口裂け女の足取りは、謎に包まれたままです…。
最近、ほとんどの人がマスクをしているので、この話をふっと思い出しました。
大人になった今は、口裂け女の女心がいじらしいとさえ思います。
だ・か・ら、
世の殿方…
女性から、
マスクをとって、
「わたし、きれい?」
と聞かれたら、間髪入れず、
「すごく美しいよ。」
と言ってください。
そうしたら、災いから逃れることが出来ますから。
もちろん、このご時節ソーシャルディスタンスも意識してくださいね。
まぁ、火のない所に煙はたたないといいます…。
口裂け女が捕まったとも聞かないし…。
もしかしたら今でも、彼女はそこらを歩いているのかもしれません。
口裂け女はアベノマスクをしているかもしれない…。
今日も…日日是好日。