初日の出 いつ見ても、幻想的です。
寒中お見舞いを申し上げます。
皆さん、お久しぶりです。
お元気でいらっしゃいましたでしょうか。
本年が、皆様にとって、穏やかで、かつ幸せを感じる一年となりますように、心からお祈り申し上げます。
私も、皆さんが読んでよかったと思えるような記事を、今年も書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、おかげさまで、先日やっと父の一周忌の法要を終えました。
今回も筑前琵琶の般若心経を聞くことができました。
以前、初めて筑前琵琶の旋律にのせての般若心経を聴いたとき、お坊さんに
「素敵でした。」
と言ったら、法事の時、いつも琵琶を持ってきてくださいます。
ありがたいなぁ。
それにしても、年末から一周忌の法要まで、全く怒涛の如く過ぎていきましたよ。
お正月はのんびりできるなんて、どうして思ったのでしょうか。(笑)
早々にお節料理は食べ終わるし、家族が皆一つ家にいるので、日頃より食事の用意が大変だったような…(笑)
それでも一昨年は、お節料理を作っている時に、父が倒れ病院に駆け込むという、バタバタとする大晦日だったことを考えると、今年は一転穏やかな大晦日なりました。
そういえば、子どもが小さい頃は、年末年始と言うと里帰りで夫の実家、自分の実家にいつ行くか、甥姪たちと自分の子を遊ばせてやりたいという思いで、スケジュール調整も大変でした。
しかし、いつの間にか、自分が今住んでいる家に、子どもが帰省してくる…
あぁ、あれからたくさんの歳月が流れたのだなぁ、としみじみ思います。
ところで、昨年末、土壇場でやっと健康診断の結果がきました。
適度な運動をしていたためか、コレステロールの値は若干下がっていたけど、今度は不整脈が見つかって落ち込みました。
ただ、兄たちに話すと、どうも、私の家系はそもそも心臓と呼吸器系が弱い家系らしくて…
確かに、自分は子どもの頃から呼吸器系が弱いのです…
今では、なんとなく健康診断の結果に納得しております。
という訳で、いつも喪中のお正月は、神社にもお寺にも行かないのですが、せめてお寺参りをしようという事で、三社参りならぬ三寺参りをすることにしました。
ブログについても当初、今年最初の記事は、新年の抱負を書こうと思いましたが、せっかく外出したので、昨年のイルミネーションに引き続き、初ウォーキングという事で地図を見ながら、お寺の初詣のお話にしたいと思います。
で、三寺参り…どこに行こうかと検討した結果、
- 最上稲荷常光寺(福岡市南区)…なんてことはない、テレビで岡山の最上稲荷が放送されていたので、福岡にもあるねぇ、それなら行ってみようか、ということで。(笑)
- 東長寺(福岡市博多区)…ここは博多駅の傍にあります。由緒のある有名なお寺ということで。
- 安国寺(福岡市中央区)…ここは、夫の家の菩提寺だから。
この3つのお寺に行くことにしました。
結果から先に言うと、どのお寺も大変趣がありました。
改めて福岡の神社仏閣の紹介という事で、個別に記事にしていきたいと思います。
(ただ、神社と違って、お寺は撮影禁止の場所が多く、そこが悩ましいです。)
さしおり、今回はさらっと紹介しますね。
日本三大稲荷 ( どの場所を数えるかは、何バージョンかあるそうです ) の一つと言われる、岡山の最上稲荷(最上位経王大菩薩)を大正時代に分霊した寺院です。
浪曲師酒井雲(村田英雄のお師匠さん)、伊藤博文の第2婦人の中山金より寄贈された石碑があるそうで、往時は大変栄えたとのことです。
本堂
お正月は、本堂が解放されて、ご本尊を拝むことができます。
奥の院 (写真が斜めですみません。)
筑紫の山の神様である安高天王他、日車天王、如意龍宝が祀られています。
最上稲荷常光寺が郊外の住宅地にあるので、バスに乗って、天神を経由して、東長寺に近い呉服町のバス停でおりました。
ここからは、地図を見ながら歩いていきましょう。
① 呉服町バス停
⑤ 櫛田神社の参拝者の行列
⑥ 川端商店街
⑨ 福岡市赤煉瓦文化館
⑩ 安国寺
① 呉服町バス停
バスに、お飾りの国旗がはためいています。
そういえば、ここ何年も、お飾りをしている車を見ないですね。
我が家も、車のお飾りをしなくなったけど…このような風習はすたれていくのかな?
ちょっと寂しい気持ちです。
呉服町から、大博通りを通って、そのまま東長寺に行くつもりだったのけど、細い小道の奥に、聖福寺が見えている!!
行ったことがないので、寄ってみることにしました。
予定外のお寺参りです。
聖福寺は、建久6(1185)年に栄西(1141~1215)によって建てられた日本で最初の禅寺です。
また栄西は、留学していた宋から帰国する際に、お茶の種子を持ち帰って栽培し、お茶を飲む習慣を広めるきっかけを作ったお坊さんとして知られています。
境内の中は、ものすごく広かったです。
広いのに、参拝客がほとんどいない。
うまく表現できないけど、茶色?黄土色?の風景?
う~ん、雪はないけど、風が吹きすさぶザ・冬の風景って感じ。
印象としては、もの寂しい風情でした。
わびさびの世界とは、このような感じなのかな?
ふと、西行法師は、こういうところを旅したのかなと思いました。
ここでは、仏殿(阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来)にお参りしました。
しかし、たくさん写真を撮ったにも関わらず、帰り道、改めて看板を見たら撮影禁止ですって。
泣く泣く削除しました。
ここは、通り過ぎただけ。
博多の豪商神谷宗湛の墓があるとか。
寄り道しながら、やっと東長寺まで来ました。
正式名称は、東長密寺。
ここは、普段から外国人の観光客が多いけど、この日もそこそこにいました。
東長寺入り口
東長寺で有名なのは、福岡大仏。
紅白の幕の向こうが、福岡大仏参拝の入り口となっています。
平成4(1992)年に完成した、木造の釈迦如来坐像。
木造坐像としての大きさは日本最大級だとのこと。
(高さ10.8メートル、後輩の高さ11.6メートル、重さ30トン)
そして、やはり福岡大仏も撮影禁止です。
平成23(2011)年にできた五重塔。
釘を使用しないで作られたのですって。
博多駅から歩いてくるときは、この五重塔を目印にすると分かりやすいです。
本堂
⑤ 櫛田神社の参拝者の行列
参拝客が、ずらずら並んでいますね。
写真に収めきれないほど、まだまだ左側に参拝客が並んでいました。
さすが、櫛田神社!!
⑥川端商店街
前回の記事ではイルミネーションの飾りをしていましたが、今回は国旗を飾っていますね。
こちらも、お正月バージョン。
階が上がるごとに狭くなっているのが、アクロス福岡です。
音楽や、劇、講演、様々なイベントが行われます。
真ん中の尖塔の辺りは博多ふ頭。
ここから、志賀島や、壱岐、対馬、はたまた韓国釜山行きの船がでています。
時には、豪華客船が停泊します。
⑨ 福岡市赤煉瓦文化館 旧日本生命保険会社九州支店(重要文化財)
明治42年に竣工。
19世紀末にイギリスで流行したクイーンアン方式と言うデザインとのことです。
中は、アールヌーボー風の装飾もあります。
学生時代、福岡市歴史市資料館として開館していた頃は、時々訪れていましたが、もう何十年も中に入ったことがありません。
⑩安国寺(曹洞宗)
喧騒なる天神に、突然静かな空間が !!
知る人ぞ知る親不孝通りの近くにあります。
入り口
本堂
ご本尊はお釈迦様。
このお寺には、飴買い幽霊の伝説があるのですよ。
ある日、若い女性が、飴屋さんに飴を買いに来たのですって。
それも夜中に。
毎夜毎夜買いにくるので、不思議に思った飴屋の主人が、女性の後をつけていくと…
なんと、女性は安国寺にあるお墓の中へと姿を消したそうです。
このことを、飴屋の主人が、お寺の住職に伝え、女性が消えていった方を探すと、なんとお墓の中から赤ちゃんの泣き声が。
その後、赤ちゃんはお墓から救い出され、大切に育てられたとのことです。
ここで、私達はお墓参りをして、初詣でウォーキングは終了しました。
この日もよく歩きました。
呉服町から、大体2.5kmくらいでしょうか。
この後、家に帰って家族で話したことは…
「参拝客があまりいなかったから、ざわざわとせず、ゆっくりと落ち着いた参拝ができたね。」
「来年からは、初詣でに、お寺を含めてもいいね。」
「別に神社ばかりにこだわる必要もないし。」
来年から、初詣でのコースが変わりそうです(笑)
いかがでしたか、初ウォーキング。
ご一緒に楽しめましたでしょうか?
最後に、もう一度地図を出しておきますね。
① 呉服町バス停
⑤ 櫛田神社の参拝者の行列
⑥ 川端商店街
⑨ 福岡市赤煉瓦文化館
⑩ 安国寺
今回は、初詣での話なので、はやく投稿しなければ、と急いで作成した記事となりました。
推敲の時間もあまりとらなかったので、誤字脱字や分かりにくい表現があったらすみません。
(いつものことでしょうと、つっこまないでくださいね…笑)
次回は、今年の抱負についてお話したいと思います。
(2月になったりして…笑)
改めて…
今年も、皆様にお会いできて嬉しいです。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今日も…日日是好日。