泣いても笑っても日日是好日

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子どもの昔にタイムスリップ!!(後編) お墓詣りと吉備津彦神社


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吉備津彦神社の入り口は、日本庭園のようで、落ち着いた雰囲気です。

 

 

 

 

 

 

 

前回は、叔父のお墓参りを兼ねて、兄妹で、岡山に旅をした1日目の話をしました。

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

 

さて、今回は2日目のお話です。

 

朝、9時に岡山駅に従兄弟が迎えにきました。

 

2日目は、あいにくの雨となってしまったので、早いうちに、とまずはお墓へ直行。

 

私が、父方のご先祖様のお墓参りをするのは、恥ずかしいのですが、これが初めてでした。

 

お墓は、くねくね山道を行きます。

雨の中、車を降りてからも、足場がわるいので、気を付けて歩かねばいけません。

 

ここには、私の曽祖父からのお墓があります。

分家した時に、この場所にお墓を移したそうです。

 

私の両親は、更に福岡で眠ることになったので、ご先祖様のお墓は叔父の息子である従兄弟一家が守っていくことになります。

 

お墓詣りが終わると、従兄弟の家でしばらく団欒して、近くへお食事に行きました。

近所に住んでいる他の従姉妹たちも一緒です。

 

父方の従兄妹は、私がひとりぐ~んと年下になるので、小さい頃はあまり親しいというほどでもなかったけど、歳をとって改めて会うと歳の差なんてあまり関係ないですね。(笑)

 

食事が終わり、帰りの新幹線まで、すこし時間があったので、

「どこか行きたいところはない?」

と聞かれ、吉備津彦神社に行くことにしました。

 

本当は、瀬戸内海を一望できる鷲羽山に行きたかったのですが、時間がないので仕方がありません。

 

岡山には、吉備津神社吉備津彦神社と、よく似た名前の神社があります。

 

両親が結婚式を挙げたのが吉備津神社だったので、ここに行ってもよかったのですが、ちょっと健康面で不安を抱えることがあったので、病気平癒にご利益抜群という口コミの吉備津彦神社に行くことにしました。

 

帰りの新幹線を既に予約していたので、駆け足のお参りです。

 

小雨の降るなかでしたが、吉備津彦神社はすかっとした爽やかな空気を感じる神社でしたよ。

 

写真をとってきましたので、吉備津彦神社を簡単に紹介しますね。

 

吉備津彦神社は、ご神体山として古くから信仰を集めてきた吉備の中山の麓にあります。

そして、その吉備の中山ですが、古代祭祀の遺跡や古墳が数多く残されています。

 

吉備津彦神社は備前国一宮の神社で、社伝によると、創建は33代推古天皇(554~628)の時代とのこと。

 

ご祀神は大吉備津彦命

この人は、鬼退治で有名な桃太郎のモデルとなった人です。

 

第10崇神天皇(紀元前148~紀元前30)の命を受け、この地方を平定したそうです。

吉備の中山の中央の茶臼山の山頂には、この神社のご祀神、吉備津彦命の墓とされる前方後円墳も残っています。

 

鬼のモデルは、温羅(うら)といわれ、この地方を治めていた豪族だとされています。

勝った方から見れば、鬼かもしれませんが、一方で民から慕われていたという伝説も残っています。

また、百済から来た渡来人で、製鉄などの先端技術を伝えたとも言われています。

 

この地方を治めていた有力者ではあったのでしょう。

鬼か名君か真相はいかに。

 

 

 

 

 

入口の鳥居

参道の入り口です。

ここから、神社に入ります。

後方にかすかに映っている山々が、吉備の中山です。

 

 

参道入り口の鳥居をくぐると、日本庭園のような池があります。

 

随神門(吉備津彦神社の公式ホームページの表記に準じています。)

池を通り過ぎると、随神門があります。

元禄10(1697)年、岡山藩主池田綱政が造営したものだそうです。

 

拝殿

 

随神門を通り、階段を上ると拝殿があります。

 

本殿

拝殿の左側を進むと…

右手の奥に見える茶色い屋根の建物が、本殿となります。

 

階段を上って近づいてみましょう。

先ほどの入り口の鳥居から、随神門、拝殿、祭文殿、渡殿、そしてこの本殿までが一直線に並んでいます。

夏至の日にはこの一直線上の正面(入口の鳥居から見て)から日が昇るとのことです。

なんか、古代の信仰が感じられる並びですね。

 

 

 

 

上の写真の階段を下りて、階段に向かって右を見ると…

あれあれ、地下通路があります。

通ってみましょう。

 

 

 

反対側から本殿

拝殿の反対側に出ました。

地下通路を通って、本殿を一周できるようになっているのですね。

 

平安杉

 

 

樹齢1000年以上と言われる御神木だそうです、

1000年前と言うと…名前の通り平安時代になりますね。

それこそ、世の中の栄枯盛衰を、つぶさに見てきたのかしら。

 

 

 

大きな絵馬

迫力あります!!

 

さざれ石

駐車場横にあります。

説明版には、君が代の歌詞とその意味が書いていました。

 

さざれ石とは細かい石のことである、とも書かれていました。

とくに、由緒などはありませんでした。

 

 

拙社末社諸々の入り口

階段を上っていきます。

雨が降っていたし、新幹線の時間が刻々と近づいていたのでパスしました。




 

時間がなかったので、写真がこれくらいしかありませんが、あちらこちら写真をとっていたので、兄や従兄弟から、

「インスタでもしてるの?」

と聞かれました。

 

それで、はじめてブログをしていることをカミングアウト。

但し、ブログ名やハンドルネームは教えませんでしたよ!!

 

人のいやがる話は書いていないつもりだけど、何よりも恥ずかしいですものね。

身近であるだけに。(笑)

 

 

ところで、この辺りは…吉備の中山は吉備史跡県立自然公園となっている…自然歩道や、この周辺を自転車で回る自転車道などが整備されているようです。

 

時間があったら、爽やかな風に吹かれて、自転車で回ったり、散策するのも気持ちがいいかもしれませんね。

 


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さて、吉備津彦神社に参拝した後は岡山駅に直行して、旅行支援のクーポンで岡山名物の調布と大手饅頭をお土産に買って、帰路につきました。

 

今回、今さらながらですが、従兄妹同士でグループLINEを作りました。

それで、家に着いてからは、「おつかれ様。」「楽しかったね。」というようなメッセージが、ひっきりなしに送信されてきました。

 

もう、これが最後の訪問になるかもしれないと思っていたけど、また、機会をつくって、この地をぜひ訪れたいと思います。

 

 

 

 

 

ふふっ、今月は、この旅では会えなかった東京の従姉妹たちが、福岡に父のお墓参りにやってきます。

どのようにもてなそうかしら?

 

 

 

 

今日も…日日是好日

 

 

 

 

p.s.

 

先日、娘の卒業で、たくさんのお祝いのお言葉をいただきました。

ありがとうございます。

 

これは、卒業式の後、ぶらぶら町を歩いたときの写真です。

 

知る人ぞ知る場所です。

 

桜とお城は、よく合いますね。f:id:gracedusoleil2525:20230326121359j:image

 

 

 

そして、ここも見ることができてよかった‼️(笑)

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