竈門神社 縁結びの神様として人気があります。
皆さん、こんにちは。
今日は、久しぶりに福岡の名所旧跡を紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、宝満宮竈門神社の下宮。
昨年の夏と秋に参拝して、皆さんに紹介したいなと思っていたのですが、なかなか紹介することができなくて、やっと記事にすることが出来ました。
竈門神社は、縁結びで有名な神社です。
それも、霊験あらたかとのこと。
今、若い人たちに、良縁に恵まれるパワースポットとして人気があるんですよ。
霊峰宝満山の頂上に上宮、麓の登山口に下宮があります。
太宰府天満宮から、約2㎞ばかり離れているでしょうか。
太宰府の神社仏閣と言えば、太宰府天満宮が非常に有名なのでかすみがちですが、昨今の鬼滅の刃の関係で、一時期は爆発的に訪れる参拝者が多かったとのことです。
地元である私でさえ、お正月は太宰府天満宮こそお参りしますが、竈門神社はスルーしておりました。
偶然にも数年前のお正月に、無料のシャトルバスが太宰府天満宮から出ているのを知って、小学校の遠足以来だなぁとお参りしたところ、霧の立ち込めた夕暮れの、神秘的な雰囲気に打たれ、それから太宰府に行ったときは時間があれば、必ず参拝するようにしています。
創建は、673年。
宝満山は古代から、神の宿る山として崇敬されており、竈門神社は遠の朝廷と言われる、九州の要衝地太宰府を守護するために建てられました。
ご祀神は、玉依姫命。
最澄や空海も足を踏み入れたことがあり、僧房も沢山あったのですが、明治時代の廃仏毀釈で、多くが取り壊されました。
社殿も唯一、上宮と下宮が残るのみです。
私が小学生の頃は、高学年になったら、必ず鍛錬遠足で宝満山に登ったものです。
夫も、遠足で宝満山に登ったそうです。
私と同じ年代の福岡市出身の人は、みんな一度は登っているのではないかしら。
(えっ?わたくし? アラフィフですが、何か…。)
鍛錬遠足は、今思い出しても、きつかったですね。
で、本来は、山登りもして、上宮もご紹介するべきところですが、深窓の令嬢…いやいや深窓のおばさんである私には、山登りはしんどすぎる。
(コロナで、体力ガタ落ちですもの…。←言い訳)
だいたい修験者の山なので、高さ829メートルの割には地味にきつい。
という事で、今回は竈門神社の下宮をご紹介します。
下宮のみでご了承くださいませ。
竈門神社の入り口。
夏に行ったときは、青々と茂っていた木々も…
秋には、紅葉で美しく彩られています。
夏は階段と階段の間の通路に、風鈴の通路が。
涼しげな音色に、癒されます。
お手水。
最近の神社は、お手水に花を飾ったり、工夫を凝らしているところが多いですね。
夏に行ったときは、ちょうど茅の輪を飾り付けていたところでした。
ラッキー。
茅の輪をくぐると、厳しい暑さや疫病などの難を払うそうです。
疫病?
あっ、コロナよね。
幸いにして、私自身はまだ感染しておりません。
もっとも私は、昨年は一年を通じて健康面が思わしくありませんでしたが、今はこの程度で終わったのは、神様のおかげだと思っています。
本殿から、向かって右側です。
社務所と、おみくじと、祈祷受付をしています。
日本とかげに歓迎されました(笑)
では、周辺も少しばかり。
愛敬の石の一つ。
目をつぶって、10メートルほどの離れたもう一つの石にむかって歩きます。
恋は叶ったかな?
(まだ、就職して日が浅いので、仕事を覚えるのに精いっぱい…笑)
摂社である五穀神社。
五穀豊穣の神様。
毎日、食べるものがあるという事は、何という幸せ。
感謝せねば!!
夢想権之助神社。
夢想権之助は、棒術の始祖です。
宮本武蔵に勝ったことがあるそうな。
ここで、修行でもしたのでしょうか。
まだまだ、お稲荷さんなど拙社末社はあるのですが、写真を撮っていたのはこの2つだけでした。
悪しからず。
竈門神社から、太宰府の町方面を見たところです。
正面の山が、AR山ナビによりますと、福岡県で一番高い山の背振山…と出ましたが、本当かなぁ?
ご神使かな?
鹿さん、かわいい!!
参考までに、宝満山頂上の上宮の写真です。
神秘的ですね。
でも、ここまで来るのは体力勝負です…(笑)
引用:ウイキペディアより
足腰に自信がある方は、頂上まで登られると、神々しく爽快な気分も味わえると思いますよ!!(片道2時間)
ところで、話は変わりますが…
昔々、私が小学生の時だったかなぁ。
新聞に、松谷みよ子さんの随筆が連載されていました。
松谷みよ子さんは、日本各地の不思議な話や民話、伝承を収集なさっていたときの話を書いていらっしゃったのですが、その一つに宝満山の話がありました。
もう、大まかなあらすじしか覚えていないのですが…。
ある少年が、宝満山で自転車の鍵をなくしたそうです。
どんなに探しても、見つからず、泣きながら家に帰ったそうです。
すると、その話を聞いたおばあさんから、
「宝満山は女の神様だから、山の中に入って男のあの部分を山の神様に見せれば、自転車の鍵などすぐに戻ってくる。」
と、言われたのですって。
で、実際その通りにしたら、自転車の鍵が見つかったとのこと。
不思議ですね。
自転車と言うから、そんなに昔の話でもないのでしょう。
この話を読んだ時の不思議な感覚が、小泉八雲の『怪談』を読んだ時と似ていました。
もっとも、『怪談』に至っては恐ろしさ、不思議さだけでなく、何とも言えぬ哀愁が漂っていますけど。
そう言えば、娘たちが小学生の頃、松谷みよ子監修の「怪談レストラン」という本にはまりました。
日本だけでなく、世界の言い伝えや体験談も含まれています。
そして、特に日本の話は、やはり怖さを通り越して何とも言えぬ寂しさ、哀愁を感じました。
特に、太平洋戦争の頃の話は、不思議だけど信憑性があって…というか、本当の話だろうなぁと思っています…。
なんというか、日本人の精神世界に触れたようなお話が多いですね。
小学生向けですが、大人にもお薦めです!!
話がそれましたね。
では、最後に、アクセスを載せますね。
太宰府天満宮や、九州国立博物館も近いので、一緒に観光したらいいかも。
ともあれ、福岡には、神社仏閣がいっぱいありますよ。
どうぞ、ご来福…お待ちしております!!
アクセス
①車で参拝の場合
- 竈門神社には、約100台分の有料駐車場があり。
②公共機関を利用する場合
- 太宰府駅(西鉄大牟田線)より徒歩40分。
- 太宰府駅(西鉄大牟田線)よりコミュニティバス「まほろば号」で10分。
- 太宰府天満宮を参拝してから、「まほろば号」に乗るなら、最寄りのバス停は「宮前」(三条セブンイレブン前)。
今日も…日日是好日。
全30巻もあるので、最初の検索に引っかかった本を載せています。
参考までに、全30巻セットも載せますね。(笑)
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