今日は、こうしたら、もっと和気あいあいと世の中を暮らしていけるのではないかな、というお話をしたいと思います。
それは、誰でも一度は聞いた事がある、
自分でできる事は自分でしましょう。
という事…
ではなく、
自分でできる事を、他の人にして貰ったら感謝しましょう。
というお話です。
そんな事言うまでもないじゃない、ちゃんと感謝しているよ、という人は興味のない記事かも。
それでは…
例えば、お母さんとか奥さん(もしくは夫)とかを思い浮かべてみて下さい。
日常生活の中で、長い間色々な事をして貰っているので、当たり前の様になっていた。
でも、よくよく考えれば自分でできる事だ。
という経験ははありませんか。
特に家族の中ではいつもの恒例で暗黙の了解っぽく、ああしたらこうしてくれる、こう言ったらああしてくれるという事が一杯あると思います。
我が家の子ども達を例にとってみると…
朝起きれなかったら、いつもお母さんが起こしてくれる…
とか、
お風呂の掃除を忘れたら、いつもお母さんが洗ってくれる…
とか、
まぁ、これはお母さんじゃなくて、奥さんでもいいんですけれど。
これってどこの家庭にもある様な、ありふれた情景なのではないかしら?
でも、こういう事を当てにしすぎると…
もし、お母さんが朝起こし忘れたら、どうなるでしょう。
100%当てにしていたら、必ず遅刻します。
起こす方も自分の事や諸般の都合で、たまには忘れる事があると思うんですよ。
この様な時、起こす人にどの様な声を掛けますか。
「お母さんのせいで遅刻しちゃった~。」
とか言うと、
「大体あなたが、時間になっても起きないからこんな事になったのよ。」
といったような感じで、せっかくの気持ちよい朝(good morning)が台無しです。
で、私思うんです。
自分でできる事を他の人に代わりにして貰っている時は、100%の遂行を期待してはいけない。
その人は、親切で引き受けているんだ。
人間だから忘れる事もあるかもしれない。
と割り切って考えたらいいのではないか?
そうしたら、本来自分で起きなければいけないんだから、わざわざ起こしてくれる事に対して、
「ありがたいなぁ。」
と、自然と感謝の気持ちが湧くのではないでしょうか。
たとえ、もし起こして貰えなかったとしても、
「いいよいいよ。」
と言って相手を責める事もなく、気持ちよく朝がスタートできるのではないでしょうか。
人に頼りすぎないから、怒る事もなくなる。
また自分ができる事を、いつもしてくれる事に感謝できる。
これが私たちが円満に生活するための、一つの考え方だと思ってます。
私も、自分ができる事を当たり前の様にして貰い、感謝し忘れている事はないかな。
と一つ一つ振り返ってみたいと思います。
皆さんも、もしその様な事があったら、ぜひ感謝の気持ちを相手に表して下さいね。
「いつも、ありがとう。」って。
また、その様な人が傍にいてくれる事に感謝して。
ほら、照れくさがらずに。
今日も…日日是好日。