泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

糸島は古代史の鍵を握る?!…遥かなる古代に思いを馳せる(写真編)

皆さん、お彼岸は何をして過ごされましたか。

私は、家族でお墓参りに行きました。

 

穏やかな天気だったので、お墓詣りが終わって、もうちょっと足を伸ばしてみようかという事で、糸島半島の方へドライブに行きました。

 

糸島半島と言えば…

 

先日投稿した記事です!! ↓

 

gracedusoleil252525.hatenablog.com

 

 

桜井の二見ケ浦に行きたかったのだけど、ちょうど秋分の日の日の入りと重なって、凄い渋滞でした。

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200728160008p:plain

 桜井二見ケ浦の夫婦岩 引用:糸島市観光協会公式ホームページより 

 

 

 

こんな気持ちのいい日なんだから、このまま、ただでは帰らないぞ…という事で、

伊都国歴史博物館へ、方向転換。

では、さっそく写真でご紹介!!

 

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200926151330p:plain

 

 入り口です。

10年ぶりかな。

久しぶりに、訪れました。

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200925165001p:plain

 

これは、入口に咲いていた彼岸花

白い彼岸花を初めて見ました。

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200927143817j:plain


チケット売り場の横にあった、10円をいれてダイヤルする電話。

このブログをお読みの方も初めて見た、という方がいらっしゃるのでは?

 

えっ、私?

残念ながら、私は懐かしさを感じる世代です。(笑)

 

 

それでは、いざ展示室へ

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200925164711p:plain

 

平原王墓(2世紀ごろ)から出た銅鏡。

一番大きい鏡ではないけれど、まあまあのショットです。

一番大きな銅鏡は   直径46.5cmの平原遺跡からでた 内行花文鏡です。

8kgあるそうで…5kgのお米より重い…

下の写真のように使うそうです。

 

 

ということで、内行花文鏡を復元すると…

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200926151706p:plain

 

あっ、ピカピカ!!

迫力ありますねぇ。

かがみよかがみ、この国で、1番美しい人はだ~れ?

 

 

(それ、わたし…笑)

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200926151901p:plain

 

平原王墓から出たアクセサリー。

赤色?茶色?が濃くて、魅惑的です。 

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200926152303p:plain

 

甕棺もろもろ。

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200925164058p:plain

 

同時代の中国の衣装から想像した伊都国の女王のお姿。

平原王墓は女性が埋葬されたと考えられており、ここから出たアクセサリーのレプリカを身に着けています。

推定年代通りなら、卑弥呼より前の時代で、

奴国の王が金印を貰った時(57年)よりは後の時代。

 

私たちがよく知っている和服とよく似ていますねぇ。

質感とか、前合わせの着方とか、袖とか。

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200925164544p:plain

 

 資料館の展望台から見える遺跡。

パネルになっています。

これは、その一つ。

 

 

 

資料館を出てからは、細石神社に行きました。

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200925164242p:plain

 

 あらっ、小さいなぁ。

そもそもは、大きな神社だったらしいけど、豊臣秀吉に神田を没収されたそうです。

 

 

 

細石神社から数百メートルで、王墓と言われる三雲南小路遺跡(紀元前1世紀頃)とか井原鑓溝遺跡(1~2世紀頃)があります。

どちらも伊都国の王墓と言われています。

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200926152608p:plain

 

 三雲南小路遺跡

え、これだけ?

およそ、観光地と言う雰囲気ではありませんね。

でも、銅鏡35面、銅剣、銅戈、銅矛、勾玉など当時としては巨大な墓で、埋葬品も豪華だったそうですよ。

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200925164842j:plain

 

 中央の山が可也山

糸島富士と言われています。

可也は伽耶任那)に通ず。

このあたりに朝鮮系の渡来人がいたのでしょうか。

安曇族との関わりは如何に?

 

 

 

f:id:gracedusoleil2525:20200926152900p:plain

 

のどかな田園。

なぜだか、ほっとする風景です。 

 

 

実るほど頭を垂れる稲穂かな 

 

 

 

 

 

まだまだ遊びたかったけど、娘がアイドルの出るテレビを録画し忘れたということで、家路へ。

 

それでも、いい気晴らしになりました。

 

 

 

 

改めて、自分が描いていた伊都国の輪郭がぼやけ、より迷路に入り込んだ感じです。

 

 

 

しかし…。

 

だからこそ、古代史はロマンがあり、面白い…。

 

 

 

 

※ 参考

 

伊都国歴史博物館へのアクセス - 糸島市

 

 

 

 

今日も…日日是好日

 

p.s.

夜、散歩に行くと、そこはかとなく金木犀の香りが…。

もう、そんな季節なのですね。

 

金木犀大好き!!

桂花陳酒も大好き!!(笑)