泣いても笑っても日日是好日

人生は一期一会の連続。平凡な毎日でも、泣いても笑っても…

初めて見た韓流ドラマ…面白いけれど、歴史観の違いも実感。

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百済  武寧王陵入口   引用:ウイキペディアより

 

 

 

皆さんは、テレビでは何を見ていらっしゃいますか。

 

私は、ラジオ人間なので、あまりテレビは見ません。

 

その私が、久しぶりにテレビドラマにはまりました。

それが、韓流ドラマ。

 

最初、たまたまついていたテレビでボケ~っと見ていたら、ストーリー展開がはやくて面白い。

 

なる程、韓流ドラマが日本でヒットする訳だと思いました。

 

それからは次も見たくなり、ビデオに録ることに。

毎回、楽しみに見ていました。

 

 

 で、私がはまったという韓流ドラマは「帝王の娘スベクヒャン」というドラマ。

 

すでに前半は終わっていたので、後半のストーリーしか分からないのですが、百済の王様の娘であることを隠しているヒロインと百済の世継ぎ(字幕では太子)の恋を描く物語で、最後はハッピーエンドになります。

 

途中から見ても、充分楽しめました。

 

 

どこが、面白いかって?

 

まず、第1に話の進み方がはやいので、飽きがこない。

次はどうなるんだろう、とワクワクしますね。

 

第2に女優さんが綺麗です。

衣装も美しいです。

さすが、コスメ、ファッションの国のドラマです。

 

第3に、よくない見方になるのかもしれないけど、突っ込みどころが多い。

ええっ、こんなうそやトリックにひっかるの?

とか、

梅を愛でるシーンがあったけど、どう見たって明らかに梅とは違うでしょ…とか。

 

でも、女優さんが綺麗だから、まっ、いいかぁと、思います。

 (綺麗な人を見るだけで幸せです…笑)

 

次は、最初から見てみたいですね。

 

 

 

ところで…

 

 

 時代背景について考えると…

 

 

これについては…

 

 

ちょっと気になるところもありました。

 

 

というのは…

 

 

(ちょっとだけ、日本史のお勉強を…)

 

 

 

朝鮮半島百済と古代日本は、親交がありました。

 

そして、このドラマに出てくる百済の王様は、日本の唐津で生まれたという伝説のある武寧王(462~523)で、太子は日本に仏教を伝えたといわれる聖王(?~554)(『日本書紀』では聖明王もしくは明王)です。

 

この武寧王の時代に、日本は朝鮮半島任那百済に割譲した、と『日本書紀』にあります。

 

が、このドラマではそのようなお話は全くありませんでした。

 

しかし、伽耶諸国の一つキムンの王様が、自分の国が疲弊しているので、百済に国を献上した、というお話がありました。

 

ふ~ん。

伽耶ねぇ。

気になる…。

ちょっとウイキペディアを…。

ふむふむふむ…。

 

 

キムンって、推測するに日本が百済に譲渡したという、任那己汶のことではないかしら?

己はキと読むし、汶もムンと読むそうですから。

 

伽耶任那の定義は色々学説があり、決着がついていないそうです。

 

 

いずれが正しいのか分かりませんが、これからの更なる研究が待たれます。

 

 

 

 

まぁ、あまりいらないことを考えずに純粋に楽しむのがいいんですよね。

ドラマだから…。

 

 

 

 

さて、このドラマの時代の設定は今から約1500年前ですよ。

大昔です。

 

 

この時代の日本は継体天皇(450?~531?)の時代。

継体天皇って、聖徳太子(574~622)の時代より前の人。

 

N協会の大河ドラマじゃ、取り上げたことがない時代ですよね。

 大河ドラマでは、文献資料が乏しいこんな昔の時代のドラマは、作らないような気がします。

 

 

 邪馬台国の女王卑弥呼(?~242? 248?)を主役に、「親魏倭王卑弥呼の愛と夢―」な~んて大河ドラマ、想像できますか?  

 

 

 

韓流ドラマ…面白かったけど、色々なことを考えてしまったドラマでした。

 

 

 

 

今日も…日日是好日

 

 

 

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