仏様も山笠の法被を着ています。
博多祇園山笠のお祭りが終われば、本格的な夏がやってきます。
at 東長寺
実はとうとう家族の一人がコロナにかかってしまいました。
御多分に漏れず、かかった本人、濃厚接触者たる家族、ともに行動制限が解除されたときはストレスでふらふらでした。
この時のことを、コロナにかかった時の様々なケースの一つとして、ブログで紹介したいと思います。
訳の分からないタイトルになってしまいましたが、その理由は最後に。
それは、4月中旬のある日の事でした。
会社に行っていた夫から、熱っぽいから、内科によって家に帰ると連絡がありました。
しかし、その日はもう遅くて、結局病院によることが出来ません。
最近では発熱すると、病院でなくても、やはりコロナを疑う。
もしコロナだったら、変な検査結果が出てはいけないので、風邪薬を飲ませたいところをぐっと我慢して、薬を飲ませませんでした。
いつもなら薬をせっせと飲ませるんだけど、かわいそう。
もちろん、このようなご時世なので、念のため隔離もしなければいけません。
翌日、朝一で病院へ行こうと電話をすると、発熱の場合、他の患者さんがいなくなってからの診察になるので、来院してもよい時間を病院の方から連絡する旨の返事。
その日は、夫は39度まで熱が上がったので、病院から連絡が来るまで、ずっと寝ていました。
さて、病院から連絡があったのは、もう夕方遅く。
よくそんな高熱で行けたなぁ、と今でも思うのですが、ふらふらと、歩いて病院へ行きました。
「車で送ろうか?」
と聞くと、答えは、NO。
ただでさえ熱があるのに、私が運転すると、恐怖でなおのことヒートアップするからだそうです。(苦笑)
(よく、頑張ったなぁ。)
病院では…
血液検査と、レントゲンをしたとのこと。
「気管支炎ですね。抗生物質と熱さましを飲んでください。」
血液検査では、コロナにかかったときに上がる何かの値(忘れました)は、上がってなかったみたい。
そして、
「念のため、PCR検査もしておきましょうね。」
と言われたそうです。
家に帰ってから、夫は、消化のいいお夕飯を自分の部屋で軽くとった後、今度はお薬を飲んですぐに寝ました。
その日はそれで終わり。
次の日。
薬が効いたのか、夫の熱は37度台まで下がりました。
夫は熱に強いのか、37度台まで下がると少し元気が出て、その日は自分の部屋で、ごそごそしておりました。
「あ~、熱が下がってよかったね。恐るべし、抗生物質。恐るべし、熱さまし。」
と、一安心していたのですが…。
昼頃、電話が!!
「あっ、きっと、病院だよ。PCR検査の結果じゃない?」
受話器を渡すと、
「え~っ!」
とか、
「分かりました。」
と夫が言うのが聞こえてきます。
しかも結構長い電話です。
直感しました。
こりゃ、コロナにかかったなって。
案の定、
「僕、コロナにかかってしまった~。」
本来ならば3回目のワクチンを受けるはずだったのですが、健康診断と重なるので、健康診断が終わってからワクチンを打とう、と言っていた矢先の感染でした。
その後、保健所からも電話がかかり、会社に報告し、娘に知らせ…
ばたばたと、しておりました。
保健所から、熱冷ましは飲まないように、そしてcocoaに登録するように、との指導。
熱が熱冷ましが効いて引いたのか、コロナが治ったから引いたのか、見極めなければいけないからだそうです。
そして娘は、その日から会社に出勤停止。
濃厚接触者の行動制限解除の日まで、家にいることになりました。
娘は会社からの帰り道、心配なのでPCR検査を受けて帰るとのこと。
結果が出たのは翌日でしたが、おかげさまで陰性でした。
いつも人ごとのように思っていたけど、毎日発表される「本日の感染者」の1人に自分の家族がカウントされた…なんか変な気分でした。
で、もちろん私も、濃厚接触者として、行動制限がかかりました。
買い物は、人の少ない夜間にしました。
あとは、ひたすら家にいる。
夫が、食べるものは、夫の部屋に運び、タオル類、食器、消毒できるものはすべて消毒しなければいけません。
この消毒が面倒なのなんのって。
夫の手にふれたものを日光に当てたり、漂白剤を薄めたもので拭いたり、熱湯消毒をしたり。
一日中、食事に関することと消毒ばかりしていたような。
非接触型の体温計も、新たに買いました。
換気は…
あはっ、換気については、古~い家なので風通しはすこぶるよく、いつも通りで大丈夫でした。(笑)
娘は、こんなに休みが取れるのは、学生時代以来だと言って、部屋の大掃除をすると意気込んでいましたが…
テレビを見たり、お菓子を作ったり、好き放題なことをして、解除になった時…いっこうに部屋がきれいになった気がしませんでしたね。(苦笑)
で、当の本人の夫はと言うと…これまた熱が下がってきたので、じっとしていることがしんどそう。
しかし、治りが遅くなってもいけないので、テレビを見たり、パソコンをしたり、最初こそおとなしくしていましたが…早々にテレワークということで、仕事に復帰しました。
(娘の方は、最後まで休暇みたいなものでした。)
そうこうしているうちに月日は流れ、やっと、家族全員行動制限解除となります。
もっとも、解除となる日はは濃厚接触者と、感染者本人とでは若干違いますが。
もう、世の中、ひかり輝いて見えましたよ!!
人生っていいなぁ、と真剣に思いました…。(笑)
めでたしめでたし。
ところで…
疑問に思うことも若干あったので、そのことについても書いてみたいと思います。
まず、PCR検査。
唾液の採取での検査だったらしいのですが、陽性率は70%の精度だそうです。
半分以上の精度ではありますが…。
夫は、本当にコロナだったのか?
私には分かりませんね。
なぜなら、結局、コロナ用の治療薬を飲むわけでもなく、病院からいただいた気管支炎の抗生物質を飲んだだけでしたから。
第2に、39度からなる高熱について。
ワクチンも回数を増すごとに副反応がひどくなるとのこと。
もし、夫が検査結果通りコロナにかかったとして、副反応の後遺症があった場合、どちらの方が後遺症が残る確率が高いのだろう、と思いました。
これは、今から、できる限りの情報収集をしようと思います。
なぜなら、コロナにかかった人は、3か月間の免疫を獲得したことと同じそうですから、次のワクチンをするまでに少し時間があります。
第3に、同居家族の過ごし方。
夫がコロナにかかってすぐ、娘はPCR検査を受けましたが、私は忙しくて結局受けませんでした。
しかし、行動制限解除になるのは、私も娘も同じ日。
もし、私が陽性で、発症しなかっただけかもしれないとしても、熱が出ない限り娘と同じ生活をおくるのですね。
だって、検査を受けていないので、分からないのですから。
消毒も、夫が触れたものしかしていないし…。
(自分が触れたものは、消毒していません。)
娘は、何のためにPCR検査を受けたのだろう?
むしろ、会社に復帰する直前に、受けた方が良かったのでは?
第4に、マスクについて。
外出の時はきちんとしていたにもかかわらず、コロナにかかってしまったので意味があったのかなぁ?
否定しているわけではありません。
本当に、さっぱり分からないのです。
さてさて…
行動制限解除となったときは、ゴールデンウイークに突入しておりまして…。
主婦は、やっぱり大変でした。
(休みの日の主婦の大変さ…分かりますよね…笑)
で、息抜きの外出は、野球を見に行っただけでした。
(しかし、ソフトバンクは東浜投手でした。ラッキー。)
博多どんたくを見に行くパワーはさすがに残ってなかった…。
私が、一息ついたのは、ゴールデンウイーク明けからでしょうか(笑)
(夫よ、お勤め、感謝しております‼️)
以上が、我が家のコロナ感染体験談でした。
コロナに感染したときの、雰囲気がなんとなく、伝わったでしょうか?
いざという時のお役に立ててくださいね。
今日も…日日是好日。時々口実。
p.s.1
娘が、お友達に、父がコロナに感染したと、ラインを送ったらしいのです。
その返事のラインを見せてくれたけど、
「えっ、おとうさん、妖精なの?大丈夫?」
ですって。
変換ミスとは思うけど、
「体重80キロの妖精はないよねぇ。」
と笑い合いました。
(羽があっても、重たすぎて飛べませんね。本当は、80キロもないのですけれど、四捨五入したら到達します…)
因みに、夫は悦に入って、
「僕も、晴れてフェアリージャパンの仲間入り。」
だって。
ちょっと…ちょっと…
フェアリージャパンに失礼ですよ…笑
ともかく、終わり良ければすべて良し、です。
p.s.2
一昨日、昨日に、石川県を中心に地震がありましたね。
被災に遭われました方の不安が取り除かれ、一日も早く普段の生活に戻れますよう、心より願っております。