ミュージカルを2倍楽しく見る方法。
あっ、これは、気に入ったら何度も同じお芝居を見るという人には当てはまらないかもしれません。
私みたいに、同じものは基本1度しか見ない…そんな人に当てはまる方法です。
私のお芝居観劇歴は、5本の指にも満たないくらい。
最初は、小学校の時全校で観劇した『モモと時間どろぼう』です。
「わたしは~う~たう~せせらぎのうた~♪」
という歌詞から始まるメロディしか覚えていません。
どうもネットで調べたら、今は歌われていないそうな。
前置きが長くなりましたが…
2月下旬にミュージカル『ノートルダムの鐘』を家族で見に行ってきました。
3月から新型肺炎のために公演中止となったので、きわどいタイミングでラッキーでした。
ネタバレになるので、ストーリーはここでは書きませんが、悲劇です。
最後は主役が死んでしまいます。
遺体が発見されるくだりは、あまり涙を流さない私でも涙涙でした。
心で奥深いところを悲しみと感動で突き動かされた、そういう涙です。
ところで、ミュージカルをこよなく愛している長女曰く、
「お母さん、観に行く前には、簡単に予習をしておかなくてはいけないよ。」
長女が言うには、一つのお芝居を何回も見に行く人は初回の先入観なしの感動を大切にするので、予習をしない人が多い。
でも私(ぴーちゃん自身です)みたいに何度も同じお芝居を見るのはもったいない、と思う様な人間は、1回見ただけじゃストーリーについていけない事があるので予習すべきだ、と言うのです。
因みに長女は、予習なしの感動を大切にして、気に入ったら何度も同じお芝居を見る、前者型の人間です。
そう言えば思い出した…
以前、あの有名な劇団四季の『キャッツ』を見た時は、ちっともストーリーが分からず、覚えているのは「メモリー」のメロディだけ。
という事で、今回は軽くストーリーを把握して、お芝居に臨みました。
その結果…
なるほど。
ストーリーが分かるので、後方の席だったにも関わらず(お値段をかなり抑えました)、しっかり俳優さんの細かい表情まで観察するゆとりが持てました。
次はこんな風になるんだ、と展開を予想でき、感情移入もかなりのものでした。
ネタバレとか言うけれど予習をしていく、こんな見方もあるんだな。
なんかストーリーを把握しなくちゃいけないいけないという気負いがなくなって、逆に演技の細かさとか歌の響きとかに耳を傾ける余裕が出たんだと思います。
いやぁ、お芝居っていいですね。
『ノートルダムの鐘』、本当に良かったです。
又機会があったら今度は別のお芝居が見たいです。
予習をして、お芝居を2倍楽しく見る方法…いかがでしたか。
あくまで、皆さんに通じる方法でなくて、同じものを2度見るのはもったいないという人にお勧めの方法です。
悪しからず。
(写真がピンボケでごめんなさい)
今日も…日日是好日。
p.s.
ところで、私の読者になってくださっているkeiko1203さんが、お芝居について、詳しい解説をアップして下さっています。
紹介させてください。
『ノートルダムの鐘』も近くアップの予定だそうですよ。
「ロミオ&ジュリエット」がとてもよかった件について - Sept Couleur
「キャッツ」10000回東京五演 - Sept Couleur
DREAM BOYS 2018 - Sept Couleur
、
「レ・ミゼラブル」 inロンドン - Sept Couleur
訂正
オリジナル…タイトル お芝居を2倍楽しく見る方法…『ノートルダムの鐘』を観て
2021.2.28訂正…タイトル お芝居を2倍楽しく見る方法…劇団四季『ノートルダムの鐘』を観て